中村城下地図
なかむらじょうかちず

城絵図は、城郭の配置や城下町の様子などを知る上で貴重な資料です。
城絵図の製作目的は、4つに大別できます。
その第1は城郭の設計です。そのため郭(くるわ)や濠(ほり)、土塁(どるい)の配置を描いた図面が作られ、「縄張図(なわばりず)」と呼ばれました。
第2は江戸幕府がその統制力を高めるためです。
第3は城の修理を幕府に願い出るためです。
第4は軍学修養に供するためです。
中村城下地図は2幅あります。1702年(元禄15)のものと伝えられている4枚のうちの2枚です。
1枚は、1831年(天保2)に修理し、近年では1933年(昭和8)に表具を改めたと記録があります。
指定の区別
市 有形文化財(絵画)
所有者/管理者
相馬市
所在地
相馬市歴史資料収蔵館
指定年月日
昭和49年6月26日・昭和51年3月2日
- この記事に関するお問い合わせ先
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生涯学習課 文化係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2100
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更新日:2019年12月23日