相馬野馬追
そうまのまおい

伝承では、相馬氏の祖、平将門が下総国小金原に野馬を放ち、敵と見立ててこれを追い、武芸を練ったことに始まったといわれています。
現在は、妙見三社といわれる相馬中村神社(相馬市)、太田神社(南相馬市)、小高神社(南相馬市小高区)の合同祭礼となっています。
1日目は、「お繰出し」(出陣)から始まり、妙見三社から南相馬市の雲雀が原へ武者行列が繰り出し、馬場潔めの式の後、宵乗競馬が行れます。
2日目は、「甲冑競馬」や花火で打ち上げられた御神旗を騎馬武者が奪い合う「神旗争奪戦」が行われます。終了後、「お上がり」といって各神社へ凱旋します。小高神社周辺では、「火祭り」が行われます。
3日目は、小高神社で古い名残をとどめた神前に馬を捧げる「野馬懸」が行われます。
指定の区別
国 重要無形民俗文化財
所有者/管理者
相馬野馬追保存会(相馬市・南相馬市・飯館村・浪江町・葛尾村・双葉町・大熊町)
開催地
- 出陣式:相馬中村神社(相馬市)
- 野馬追:雲雀が原祭場(南相馬市原町区)
- 野馬懸:小高神社(南相馬市小高区)
指定年月日
昭和53年5月22日
- この記事に関するお問い合わせ先
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生涯学習課 文化係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2100
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更新日:2024年05月01日