松川浦環境公園
旧衛生センター(し尿処理施設)跡地を利用して設置した松川浦環境公園は、豊かな松川浦の自然がたくさん残っている場所です。
自然に親しんでいただき、自然を大切にする心を環境教育を通して養っていただくために設置した公園です。
平成22年4月に開園しましたが、平成23年3月11日に発生した東日本大震災の津波により甚大な被害を受けました。
多くの方々のご支援を受け復旧作業を行い、平成24年7月にリカバリーオープンしました。
豊かな自然やモニュメントが皆さんのお越しをお待ちしています。自然に癒されながら環境について考えてみませんか。
チェンソーアート作品 ・ トーテムポール
公園内には、5本のチェンソーアート作品と4本のトーテムポールが設置されています。
これらは、公園内に樹勢していた、高さ20メートル、樹齢45年のヒマラヤスギが東日本大震災の津波の影響を受け枯れてしまったため、これを利用して作られたものです。
相馬から八戸までの結びつき 「みちのく潮風トレイル」南の玄関口
東日本大震災の復興支援のため環境省が東北の太平洋沿岸で設定を進めている自然歩道「みちのく潮風トレイル」。
青森県八戸市から本市までの海岸線を中心に設定される約700キロメートルのコースです。地域間の交流が生まれ地域が活性化し、復興に貢献することを目的に設定されました。
松川浦環境公園は、南の玄関口として、平成26年10月9日に相馬区間の開通除幕式が行われました。
みちのく潮風トレイル
- 相馬市のルートは、松川浦環境公園を出発し和田観光苺組合、馬陵公園を経由し塚田、石上を抜けて新地町を目指すルートです。
- 第35回市民歩け歩け大会は、みちのく潮風トレイルのうち、相馬区間ルートの一部をコース設定され開催されました。
松川浦環境公園が折り返し地点になりました。
木製ベンチやテーブルをいただきました
松川浦環境公園へのベンチやテーブルの贈呈式は平成28年4月20日、現地で行われ関係者ら約20人が参加しました。
この贈呈式は、農林中央金庫が行っている復興プログラムの一環で、相馬地方森林組合と連携し県産材を使って作られた木製ベンチやテーブルを寄贈するものです。
寄贈されたのは、県産ヒノキの間伐材を使って作られたベンチ10基とテーブル2台で同園内に設置されています。
ふるさと相馬歌碑 松川浦環境公園に再建
ふるさと相馬歌碑は、市民の有志により平成14年4月、松川浦鵜ノ尾岬入口に建立されましたが、東日本大震災で発生した大津波により流されました。
歌碑の再建を願う市民と全国の支援により、松川浦環境公園に再建。
ふるさと相馬歌碑建立除幕式は平成27年4月19日、松川浦環境公園で行われました。
歌碑は、人が前に立つとセンサーにより反応して曲が流れる仕組みになっています。
研修棟に「生物多様性の本箱」を設置しました
経団連自然保護協議会『生物多様性の本箱』図書贈呈式は平成27年1月27日、松川浦環境公園で行われ、岩間芳仁経団連自然保護協議会事務局長から飯土井光毅NPO法人松川浦ふれあいサポート理事長に生物多様性に関する図書が贈られました。
「生物多様性の本箱」は、国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB−J)が生物多様性の理解や普及啓発のために「子供向け図書」として推薦したもので、経団連自然保護協議会が東北被災地域復興支援事業の一環として、貴重な生物が生息している干潟や自然環境保全活動を積極的に実施している地区や団体に寄贈するものです。
利用案内
施設
- 芝公園(約5000平方メートル。自由に利用ください)
- 管理棟、研修棟(利用手続きが必要となります)
施設利用
- 管理棟・研修棟および貸し出し遊具(ボールなど)を利用される方は、管理棟内係員に申し出てください。
- 利用料は無料です。
開園時間
- 4月~9月=9時から18時
- 10月~3月=9時から16時
休園日
12月29日~1月3日
施設平面図
所在地
郵便番号976-0022福島県相馬市尾浜字札ノ沢192番地
問い合わせ先
- 松川浦環境公園(電話0244-38-6222 、 NPO法人松川浦ふれあいサポート)
- 相馬方部衛生組合(電話0244-35-4124)
- この記事に関するお問い合わせ先
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生活環境課 生活環境係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2143
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更新日:2019年07月25日