DVの相談窓口
一人で悩まず相談ください
ドメスティック・バイオレンス(=DV)とは、配偶者や恋人、パートナーなど、親密な関係にある者から振るわれる暴力のことです。
DVは、力による支配・虐待であり、犯罪にもなりえる重大な人権侵害です。また、性差別につながる重要な問題でもあります。子どもにとっても悪影響を及ぼします。
市は、市民のみなさんに安心できる社会生活を提供するため、相談窓口を設置しています。ひとりで悩みや不安を抱え込まずに、相談ください。秘密は厳守します。
相談窓口
こども家庭課(相馬市家庭児童相談室)
電話0244-37−2173
相談日時
- 月曜日~金曜日
- 8時30分〜17時15分
(注意)祝日、年末年始の休みを除く。
相談方法
電話または面談による相談
相談員
児童家庭相談員またはこども家庭課職員が対応
弁護士相談
法律的な助言・指導が必要な場合は、弁護士に無料で相談することができます(2回まで)。
そのほか
専門的な対応が求められる場合には、県が運営する「女性のための相談支援センター」の協力を得ることもあります。
DVを理解しましょう
殴るだけが暴力ではありません
暴力は、殴るなど身体的なものだけではありません。精神的、性的、経済的、社会的、子どもを巻き込んだ暴力など、あらゆる暴力が含まれます。
DVの形態 | 内容 |
---|---|
身体的暴力 | 殴る、ける、物を投げつける、やけどさせる など |
精神的暴力 | 大声で怒鳴る、無視する、脅す、大切にしている物を壊す など |
経済的暴力 | 生活費を渡さない、働かせない など |
社会的暴力 | 交友関係や電話、手紙などを細かく監視する、外出させない など |
性的暴力 | 性行為の強要、避妊に協力しない など |
女性の5人に1人が暴力を受けている
「配偶者等からの暴力に関する調査」は、平成14年に内閣府男女共同参画局が全国の20歳以上の男女4,500人を対象に実施した調査です。この中で、これまで配偶者などからの被害経験について、「身体的暴行」があったと答えた人は男性8.1パーセント、女性15・5パーセント、心理的脅迫は男性1.8パーセント、女性5.6パーセント、性的強要は男性1.3パーセント、女性9.0パーセントとなっています。いずれも女性の方が割合が高く、身体的暴行、精神的脅迫、性的強要のいずれかまたは、いくつかをこれまで一度でも受けたことがある人は、男性が1.3パーセント、女性19.1パーセントで、女性の5人に1人が経験しています。
(グラフ)配偶者などからの被害経験(注釈1)
(注釈1)「配偶者等からの暴力に関する調査(概要)」(平成15年4月内閣府男女共同参画局から)
繰り返されエスカレートしていく
DVは、3つの局面を経て、エスカレートしていくといわれています。
(注意)加害者=男性、被害者=女性と仮定して記載。
1 暴力の爆発期
感情のコントロールができなくなり、激しい怒りと暴力が爆発します。女性が重度のけがを負うような暴力が発生する場合があります。
2 ハネムーン期
暴力を絶対に起こさないと謝罪します。女性をいとおしみ、同情心に働きかけようとします。女性に相手が変わるのではないかという期待を抱かせます。
3 緊張の蓄積期
加害者の緊張が高まり、小言を言うことが多くなったりします。女性はその気配を感じています。加害者はいらいらして、関係がとげとげしくなり、暴力が起こります。
(図)DVサイクル(注釈2)
(注釈2)3段階のサイクルがあると提唱したのは、米国の心理学者レノア・E・ウォーカーです。人によって現れ方や周期はさまざまです。
- この記事に関するお問い合わせ先
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こども家庭課 こども家庭相談係
〒976-0037
福島県相馬市中野字清水172-2 相馬愛育園内
電話番号:0244-36-5591
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更新日:2023年05月23日