遠藤 亜沙子さん ~離れて気づく地元の魅力~
遠藤 亜沙子(えんどう あさこ)さん

移住元:宮城県
年代:20歳代
勤務先:株式会社 小野中村(5年目)
経歴:相馬高校~東北工業大学
(令和7年1月取材時点の内容です)
相馬市にUターンしようと思ったきっかけを教えてください。
宮城県の大学を卒業したタイミングで相馬市にUターンしました。
地元に戻ろうと思った理由は、なにより家族がいたからです。90代の祖母と一緒に暮らせるのは今しかないという思いがあって戻ってきました。
Uターンへの不安はありませんでしたか?
家族や友人もいるので、戻ってくることに不安はありませんでした。
家族や友人、周囲の反応はどうでしたか?
地元にいる友人とは、気軽に遊べるねといったワクワクした話をしましたが、大学の友人は関東に就職する人が多かったので、遠くなっちゃうねという話はしました。
現在の仕事に就いたきっかけを教えてください。
就職活動を始める際に、仙台市か相馬市に勤めたいという気持ちは漠然とあり、就職活動を進めていくに従って相馬市に戻ろうという気持ちが固まっていきました。
新卒で入社したのはサービス業だったのですが、コロナ禍もありすぐに休業となってしまいました。
今の職場には家族の知人がおり、その縁もあって入社しました。
相馬市で仕事を始めるときに大変だったことはありますか?
それまで全くしていなかった車の運転が必要になったことです。車の免許は大学時代に取得していたのですが、運転する機会が全くなかったため、慣れるまでは大変でした。
相馬市での生活はいかがですか?
Uターンしてからは、地元の友人にすぐに会うことができ、楽しく過ごしています。加えて、家族が近くにいるので、困ったことがあってもすぐに相談できる環境があるのは心強いです。
職場や日常生活でも、昔からの知り合いが多く、優しくしていただいています。
不便に感じることは、買い物をする場所が少ないことです。相馬市で手に入らないものがあるときは、仙台市に行きます。
休日の過ごし方は?
普段は、仕事とプライベートのオンオフを大切に過ごしています。
趣味は舞台鑑賞で、相馬市は都市部へのアクセスがよいため、休日は仙台や東京などに出かけて推し活を楽しんでいます。
相馬市の魅力は?
県外から来た方には海鮮をはじめとして食べ物が美味しい、相馬市の歴史が好きといった声をいただきます。
住んでいると身近すぎてあまり気づかないのですが、相馬市には魅力がたくさんあります。
今後の目標(プライベートや仕事について)を教えてください。
現在の職場では、社員の採用に関する業務を主に行っています。最近は、市外からの入社も多く、いろいろな方に入社していただいています。そのため、今後も募集に力を入れて、新卒採用を継続していくことが仕事上の目標です。社会全体として、高齢化もあり、人材が不足しているという問題もあるので、バランス良く採用できたらと思っています。
これから相馬市にUターンを考えている方に伝えたいことはありますか?
市外出身の方でもUターンの方でも、これから相馬市に移住を考えている方がいるなら、車の運転はできるようになっていた方が良いと思います。
それから、職場の方の紹介など、きっかけは何でもいいので、趣味の集まりなど所属できるコミュニティを見つけて、つながりを増やすことが大切だと思います。
そういった場に積極的に参加して地域になじんでいって欲しいです。
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更新日:2025年02月03日