【2025年3月11日】震災から14年 市東日本大震災追悼式

東日本大震災の発生から14年を迎えた3月11日、市民会館で、犠牲者を悼む相馬市東日本大震災追悼式が開催されました。
市が主催し、遺族ら243人が参列し、震災の犠牲者を悼み黙とうをささげました。
式で、立谷市長は「震災前よりもより良い相馬市をつくる、このことが亡くなられた方への最大の供養であると考え、復興の歩みを進めてまいりました。力を合わせて厳しい時代を乗り越えた相馬の先人たちの教えを胸に、市民の皆さまとともに支え合い、助け合いながら相馬市が相馬市であり続けるために、未来への歩みを続けていくことをお誓い申し上げます」と式辞を述べ、高玉良一市議会議長が追悼の辞を述べました。

遺族を代表し久田浩之さんが震災からの14年間を回想し「震災関連で祖父を亡くしました。おじいちゃんっ子だったので、挙げるときりがないくらいたくさんの祖父との思い出があります。祖父と過ごした日々は忘れません。本当にたくさんの幸せをありがとう。ゆっくりと休んでください。現在私は、旅館の若旦那でつくった松川浦ガイドの会で浜焼きの復興や子どもたちに海遊び体験を通して震災のことを伝え、風化させないよう尽力していこうと考えています。また、祖父と幼いころに見ていた松川浦の神楽の代表にもなり、地域の祭りにも参加し、地域を盛り上げるため日々奮闘しています」と犠牲になった御霊に語りかけました。
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更新日:2025年03月14日