【2025年12月18日】子どもたちの読解力向上へ向けて 公立学校研究指導員会

市公立学校研究指導員会第4回会議は12月18日、市役所で開催され、市内小・中学校の教員14人が参加しました。

同指導員は、市が学校教育で重点的に取り組んでいる「子ども達の読解力向上」のために、リーディングスキルテスト（RST）を活用した授業改善に各学校のリーダー役として研究、実践、指導する教員のこと。

当日は、山上小学校と八幡小学校の同指導員によるそれぞれの学校での実践報告が行われ、山上小学校では、児童たちが、リーディングスキルタイムで「助詞の穴埋め問題」に取り組んでいること、八幡小学校では「教科書の指さし、音読、範読」を授業の基本に取り入れていることが報告されました。

続いて、市教育委員会指導主事から「授業改善の視点について」の説明があり、好事例として「教師が助詞にこだわって教科書を読んでいること」、改善点として「教科書の定義文や用語を正しく伝え、理解させること」などが説明されました。

指導員らは、今回の実践報告や指導主事からの説明をそれぞれの学校で伝達し、各学校で子どもらの読解力向上に向けた授業改善に取り組んでいきます。