【2025年10月29日】やな場でサケ漁開始 宇多川鮭増殖組合

サケを引き上げる様子

宇多川鮭増殖組合によるサケやな漁は10月29日、同組合が宇多川下流に設けたやな場で開始されました。

同やな場は、令和元年に損壊し流出したものを、令和2年に新設したもので、サケの遡上の時期に合わせて網などを設置。

当日は、水揚げされたサケはオスとメス1匹ずつで、共にふ化場に運搬されました。

同組合の稲村正夫採取責任者は「近年は全国的な不漁でサケが採れなくなっているが、これからも稚魚の放流を継続し4年後の水揚げを期待したい。今後もやな漁を引き継いで行きたい」と意気込みを語りました。

同組合によるサケのやな漁は12月中旬ごろまで実施の予定で、仕掛けの状況により順次サケの引き上げが行われます。

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更新日：2025年11月06日