【2024年2月14日】子どもたちの読解力向上に向けて 公立学校研究指導員会

令和5年度第6回公立学校研究指導員会は2月14日、市役所で開催され、小・中学校の研究指導員の教員および校長ら26人が参加しました。

同会は、子どもたちの読解力向上のため、リーディングスキルテスト（RST）を活用した授業改善に、各学校のリーダー役として実践・指導する教員（研究指導員）による事例や課題を話し合うことを目的に実施。

当日は、本年度の取り組みの成果として桜丘小学校や八幡小学校で取り組んでいる「RSノート」に関しての事例が紹介され、子どもたちの集中力増加やリーディングスキルの視点を意識するようになったなどの効果が発表されたほか、取り組みの課題や令和6年度の事業計画について協議されました。

続いて、目黒朋子一般社団法人教育のための科学研究所上席研究員を講師に迎えて「愛読書は教科書です」と題した講演が行われ、指導する際のポイントや音読の必要性のほか、教員が教科書を十分に読み込み、その中で授業を組み立てるためのバックボーンを蓄えることの重要性などが説明されました。

参加した教員らは、協議や講演を通して、リーディングスキルの視点を意識した授業の改善を学習していました。