【2023年9月14日】都市と地方がつながる社会を考える 市青年団体連絡会特別講演会

講演会の様子

市青年団体連絡会特別講演会は9月14日、総合福祉センター(はまなす館)で開催され、約110人の市民らが参加しました。

株式会社雨風太陽代表取締役の高橋博之さんを講師に迎え、「都市と地方をかきまぜる~縮小社会で地方が生き残る術とは~」と題して講演が行われました。

講演では、社会の近代化や合理化の過程で都市と地方が分断されてしまった歴史的背景をもとに、生きる実感を失い孤独を感じる現代人が幸せになるためには、都市と地方をかきまぜ、つながりを持つことが重要であることに触れたほか、高橋さんの地元である岩手県で都会と地方との人のつながりを重視して成功を収めた農園の事例などが説明されました。

高橋さんは、「都会と田舎の双方にそれぞれ役割があり、相互補完の関係にあります。都会の人々は田舎の自然や食べ物、生産者とのふれあいを求めています。手間と時間をかけて都会の人々とふれあうことで、都会の人々の求めるものが見えて、田舎の仕事の価値を知ることができます。都会の人々を巻き込んだ一流の田舎を目指し、皆が幸せに感じる社会を作りましょう」と熱弁しました。

参加者たちは、メモを取りながら、高橋さんの講演を熱心に聞いていました。

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更新日:2023年09月22日