【2022年9月23日】五穀豊穣祈る 相馬宇多郷の神楽舞

雷神社(坪田)で神楽舞を奉納する様子

雷神社(坪田)の例大祭は9月23日、同所で開かれ、市内3地区の敬神会などが神楽を奉納しました。

宇多郷の郷社である雷神社の神楽奉納は、旧中村藩で踊られた姿を伝承していることから、平成4年に県の重要無形民俗文化財に指定。

歴代の中村藩主は、藩内の各郷に豊作や降雨をもたらす雷神社を祭って、社前で五穀豊穣を祈り神楽を奉納するよう奨励していたといわれ、現在も約20の団体が神楽を伝承し活動しています。

当日は、御手神楽台敬神会、岩子神楽保存会、原釜神楽保存会が、神事に続いて散舞などの演目をそれぞれ奉納し、訪れた人たちは伝統的な神楽に見入っていました。

(補足)同神社の舞台は老朽化や地震の影響により現在撤去されています。

同神楽舞の様子は、YouTube相馬市チャンネルで公開しています。

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更新日:2022年09月29日