【2022年9月12日】犯罪被害者遺族の痛みに触れる 磯部中「命の大切さを学ぶ授業」

講演を聞く生徒たち

磯部中学校「命の大切さを学ぶ授業」は9月12日、同校で開催され、生徒ら約30人が参加しました。

同授業は、犯罪被害者遺族などの話を聞き、その痛みや悲しみを想像することで、かけがえのない命の大切さ、家族の絆、人のつながりなどを自分のこととして感じてもらうことを目的に、県警察本部の主催。

当日は、公益社団法人ふくしま被害者支援センターの渡邉佳子さんを講師に迎え、「犯罪被害者遺族となって~命の大切さ」と題した講演が行われました。

渡邉さんは「26年前、犯罪被害で高校生だった娘を失いました。報道による被害や社会の偏見など、犯罪被害者遺族はさまざまな問題を抱え、傷つき、何年経ってもその傷が癒えることはありません。加害者にも被害者にもならないために、命の大切さを一緒に考えてください」と述べ、参加した生徒らは真剣な表情で話を聞いていました。

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更新日:2022年09月15日