【2020年10月16日】防災力の強化 県内初災害対策車配備

災害対策車配備の様子

相馬地方広域消防相馬消防署に10月7日、津波・大規模風水害対策車が県内で初めて配備されました。

同車は、各種災害に対処することを目的に総務省消防庁が無償貸与するもので、全長約9.2メートル、全幅約2.5メートル、高さ約3.7メートルの四輪駆動。船外機を取り付けることによって水中でも使用できる水陸両用車のほか、20人乗りの高機能救命ボートなどを搭載しています。

相馬地方広域消防本部は、同車の配備に伴い、いわき市消防本部、会津若松広域市町村圏整備組合消防本部、双葉地方広域市町村圏組合消防本部とともに編成している土砂・風水害機動支援部隊内に新たな救助小隊を結成し、全国で発生する大規模災害にも対応します。

瀬川隆志同署消防司令長は「同車が配備されたことにより、相馬消防署管内だけでなく、全国で大規模な災害が発生した際に出動することとなります。今後訓練を十分に行い、安全に救出活動を行えるよう備えたい」と述べました。

同車は、令和5年度までに各都道府県に1台配備予定です。

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更新日:2020年10月20日