新型コロナウイルスに関する情報

新型コロナウイルス感染症は、令和5年5月8日から感染症法上の位置付けが「2類相当」から「5類」感染症に変更されました。これにより、同感染症患者は、法律に基づく外出自粛は求められません。また、今後の感染時の対応は、主体的な選択を尊重し、個人や事業者の判断に委ねることが基本となります。自主的な感染対策や日ごろの備え、体調管理をお願いします。

なお、県が実施していた無料検査は令和5年3月31日をもって終了していますので、体調に不安があるなどの場合は、市内医療機関に相談ください。

新型コロナウイルス感染症の発生動向について(定点把握)

県は、令和5年5月7日まで全数把握を行って発生状況を公表していましたが、令和5年5月8日以降は県内82の定点医療機関からの報告により県内の発生動向を把握し、1週間ごとに公表しています。

詳細は県ホームページを確認ください。

罹患(りかん)後症状(後遺症)について

新型コロナウイルス感染症の治療や療養が終わった後、感染性がなくなったのにもかかわらず、療養中にみられた症状が続いたり、新たに症状が出現したりするなど、さまざまな症状がみられる場合があります。

県では、必要に応じてかかりつけ医などから専門的な医療機関につなぐ体制を整備しています。新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)を感じたら、まずはかかりつけ医や身近な医療機関を受診ください。

詳細は県ホームページを確認ください。

感染予防のお願い

新型コロナウイルス感染症が「5類」に変更後も、新型コロナウイルスが無くなるわけではありません。高齢者や基礎疾患のある方などは、重症化リスクがあるため注意が必要です。

コロナ禍で身につけた基本的な感染症対策を習慣化し、5類変更後の「健康習慣」として継続していきましょう。

健康習慣(基本的な感染対策)

  • 手洗いや手指消毒
  • 換気
  • 三密の回避
  • 人と人との距離の確保
  • 場面に応じたマスク着用

マスクの着用は個人の判断が基本です

令和5年3月13日より、マスクの着用は屋内・屋外問わず、個人の判断が基本となりました。

一方で、感染リスクや重症化リスクを正しく理解した上で、高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、マスクの着用が効果的な場面などでは引き続き着用することが推奨されます。

また、さまざまな理由から、マスクを着用できない方や、マスクを着用する必要がある方がいますので、マスクの着用については一人一人が正しく理解し、思いやりのある行動をお願いします。

着用が推奨される場面
  • 医療機関に行くとき
  • 高齢者施設に行くとき
  • 混雑した乗り物に乗るとき
  • 重症化リスクのある方で感染流行期に混雑した場所に行くとき
  • 事業者から呼びかけられたとき

令和5年5月8日からの変更点

陽性者の一律の外出自粛は無くなります

外出を控えるかどうかは個人の判断に委ねられますが、次のことが推奨されています。

陽性になった場合

  • 発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日として発症後5日を経過するまでの間は外出を控えましょう。(無症状の場合は、検体採取日を0日とする。)
  • 5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、痰や喉の痛みなどの症状が軽快して24時間程度が経過するまでは外出を控えましょう。(やむを得ず外出する場合でも症状がないことを確認し、マスク着用などの感染対策を徹底ください。)
  • 10日間が経過するまではウイルス排出の可能性があるため、マスク着用や高齢者などハイリスク者との接触を控えるなど、感染防止に配慮しましょう。
  • 発症後10日間を経過しても咳やくしゃみなどの症状が続いている場合、マスク着用など咳エチケットを心がけましょう。
  • 症状が重い場合は医師に相談しましょう。

家族が陽性になった場合

  • 5日間は体調に注意し、重症化リスクの高い方との接触を控えましょう。

濃厚接触者の取り扱い

原則、保健所から新型コロナウイルス感染症患者の濃厚接触者として特定されることはありません。また、濃厚接触者として法律に基づく外出自粛は求められません。

治療費の自己負担について

新型コロナウイルス感染症治療薬の費用および入院医療費の公費支援は3月31日で終了しました。

4月1日以降は、通常の保険診療と同様に、医療費の自己負担割合に応じた額を負担します。

新型コロナウイルスに関する相談窓口など

令和6年4月からの相談体制について

国の新型コロナウイルス感染症電話相談窓口および新型コロナワクチンコールセンターを継続して運営予定です。

厚生労働省新型コロナウイルス感染症相談窓口(フリーダイヤル:0120-565-653)

受付時間:9時~21時

平日と土曜日・日曜日、祝日も実施

(補足)日本語の他に英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語(9時~18時)、ベトナム語(10時~19時)にも対応しています。

厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター(フリーダイヤル0120-700-624)

受付時間:9時~21時

平日と土曜日・日曜日、祝日も実施

(補足)日本語の他に英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語(9時~18時)、ベトナム語(10時~19時)にも対応しています。

関連ホームページ(外部リンク)

この記事に関するお問い合わせ先

保健センター 予防係

〒976-0042 福島県相馬市中村字大手先44-3
電話番号:0244-26-9422

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更新日:2024年04月01日