歯と口の健康づくり

歯と口には食べることのほか、会話をする、表情を作るなどの大切な役割があります。歯や口の状態は健康や生活の質に影響します。この機会に、自身の口の健康について見直してみましょう。

歯と口の大切な役割

食事・消化

食べものをかみくだき、唾液と混ぜ合わせることによって、飲み込みやすく、消化しやすくなります。よくかむことで唾液がたくさん出て口の中を清潔に保ち、食べ物をおいしく、そして家族や友人と楽しく味わうために、大事な働きをしています。

コミュニケーション

表情の豊かさや笑顔には、口元を動かす筋肉とかみ合わせの発達が大切になります。
また、言葉を発するときは、歯を利用し、唇や舌の動きを調和させて発音するため、健康な歯と口によって良好なコミュニケーションが取れるようになり、精神的な健康にもつながります。

そのほか

そのほかにも、かむことで顎の筋肉を動かし、血管や神経が刺激されて脳が活性化されるなど、歯と口にはさまざまな役割があり、口の健康は全身の健康や生活の質に大きく影響します。この機会に、自身の口の健康について見直してみましょう。

歯と口の役割を保つために

歯と口の役割を保つためには、歯の喪失予防や口腔機能の維持向上が必要であり、口のケアが重要です。口のケアには、自宅で行う歯みがきや、口の機能維持向上のための体操などの日々のセルフケアと、歯科医院で行う、定期的な歯科健診や歯石除去、歯みがき指導などのプロフェッショナルケアがあります。

セルフケア

  1. 適切な歯ブラシを使って、毎日 (なるべく毎食後)すみずみまできれいにみがく。
  2. 歯間ブラシやフロスなども活用 して、歯垢を取り除き、歯石を予防する。
  3. 摂食・嚥下がスムーズになるように、口腔リハビリや口腔体操、マッサージなどで  口腔機能を維持する。
  4. 栄養バランスのよい食事をよくかんで食べる。
  5. 自分で行えない場合は、家族や介護職が行う。
  6. 歯科健診を定期的に受ける。 など

プロフェッショナルケア

歯科医院では、むし歯や歯周病などの病気の早期発見・治療、セルフケアだけでは取り切れない歯石の除去や、歯みがき指導などを行っています。定期的に歯科医院に行き、歯と口の健康を守りましょう。また、歯と口の状態、治療歴などを継続的に把握してくれているかかりつけ歯科医がいると安心です。かかりつけ歯科医ではむし歯や歯周病以外でも相談にのってくれます。次のような悩みや不安があるときは相談してみましょう。

  1. かみ合わせ
  2. 歯ブラシの使い方
  3. 口臭
  4. 飲み込み
  5. 口の乾き
この記事に関するお問い合わせ先

保健センター 予防係

〒976-0042 福島県相馬市中村字大手先44-3
電話番号:0244-26-9422

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更新日:2025年03月10日