【妊婦の方対象】RSウイルス母子免疫ワクチンについて
RSウイルス感染症について
RSウイルスは小児や高齢者に呼吸器症状を引き起こすウイルスで、2歳までにほぼ全ての乳幼児が少なくとも1度は感染するとされています。
感染すると、発熱、鼻水、咳など症状が出現し、初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、重症化することがあります。
使用するワクチン(母子免疫ワクチン)について
母子免疫ワクチン(ファイザー社の組換えRSウイルスワクチン(アブリスボ))を使用します。このワクチンは、妊婦の方に接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時からRSウイルスに対する予防効果を得ることができます。
対象者
妊娠28週0日から36週6日までのあいだに1回接種
予診票
令和8年3月31日までに母子健康手帳の交付を受けた対象者の方には、予診票を送付しています。
令和8年4月1日以降に母子健康手帳の交付を受ける方には、一緒に交付される「はぐくみ帳(妊婦の健康診査受診票)」にとじ込まれています。
(注意)転入した方は、保健センターで予診票の交付を受けてください。
接種料金
無料
ワクチンの有効性
| 予防効果 | 日齢0日~90日 | 日齢0日~180日 |
|---|---|---|
| RSウイルス感染症による医療受診を必要とした下気道感染症(肺炎、気管支炎など) | 6割程度の予防効果 | 5割程度の予防効果 |
| RSウイルス感染による医療受診を必要とした重症下気道感染症(補足2) | 8割程度の予防効果 | 7割程度の予防効果 |
(補足)妊娠24週~36週の妊婦を対象としています。
(補足2)医療機関への受診を要する気道感染症を有するRSウイルス検査陽性の乳児で、多呼吸、SpO93パーセント未満、高流量カニュラまたは人工呼吸器の装着、4時間を超えるICUへの収容または無反応・意識不明のいずれかに該当と定義しています。
ワクチンの安全性
接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
| 発現割合 | 主な副反応 |
|---|---|
| 10パーセント以上 | 疼痛(40.6パーセント)、頭痛(31.0パーセント)、筋肉痛(26.5パーセント) |
| 10パーセント未満 | 紅斑、膨張 |
| 頻度不明 | 発疹、じんましん |
ワクチン接種による妊娠高血圧症候群の発症リスクに関して、薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧症候群の発症リスクは増加しませんでした。海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加したというものもありますが、解釈に注意が必要であるとされています。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へ問い合わせください。
他のワクチンとの同時接種について
医師が特に必要と認めた場合は、他のワクチンと同時接種が可能です。
資料など
- この記事に関するお問い合わせ先
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保健センター 予防係
〒976-0042 福島県相馬市中村字大手先44-3
電話番号:0244-26-9422
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更新日:2026年03月31日