【2026年4月1日】市新規採用職員及び異動者辞令交付式市長訓示
このページは、市長の活動記録として、市長が話した内容などを紹介するページです。
重複した言葉遣いや表現などは整理した上で掲載しています。
市新規採用職員及び異動者辞令交付式
「初心忘るべからず」
新年度を迎えるこの日に、私はこの言葉を皆さんと共有したいと思います。
さて、皆さんにとって「初心」とは何でしょうか。私の考える「初心」とは、特別なことではありません。
「夢を実現する」といった大きなことや、「立派な市職員になる、課長や係長になる」といった形のことではありません。
目の前の仕事に、まっすぐ向き合おうとする気持ち、そして、市民の皆さんのために力を尽くそうとする、その素直な思いのことだと私は考えています。
本日、新たに職員として歩みを始める皆さんには、この新鮮な気持ちを大切にしてほしいと思います。
また、人事異動により新たな職場、職責に立つ皆さんには、どうかご自身の原点に立ち返り、心機一転、職務に向き合っていただきたいと思います。
そのうえで、本日は、これからの市政運営にあたって、皆さんに大切にしていただきたいことをお話し申し上げます。
まず一つは、「市民の立場に立って考える」ということです。
私たちの仕事は、制度や仕組みをつくること、そのものではありません。計画を作ること、予算を付けること、執行すること、そのものではありません。その先にいる市民の皆さんの暮らしが、どう良くなるのか。その視点を常に持ち続けることが、行政に携わる者としての基本であります。
二つ目は、「現場を大切にする」ということです。
机の上だけでは見えないことが、現場には数多くあります。市民の皆さんの声に耳を傾け、実際に足を運び、自分の目で確かめる。そうした積み重ねが、より良い仕事につながっていく、市民との信頼を築いていく道だと私は考えています。
そして三つ目は、「対話を大切にする」ということです。
行政の仕事も、一人で完結するものではありません。職員同士はもちろんのこと、市民の皆さん、関係団体の皆さんと対話を重ねながら、より良い答えを見出していく。その積み重ねが、組織としての力を高めていくのだと思います。
私たちを取り巻く環境は、人口減少や社会構造の変化、デジタルや生成AIの普及など、大きく変わり続けています。その中にあっても、市民の皆さんの暮らしを守り、より良いまちを次の世代へと引き継いでいくことが、私たちの責務です。そのためには、これまで大切にしてきたものをしっかりと守りながらも、変えるべきものは変えていく。そうした姿勢が求められています。
結びに、改めて申し上げます。
皆さん一人一人の仕事は、決して小さなものではありません。日々の業務の積み重ねが、市民の皆さんの安心や信頼につながっています。どうか、「初心」を胸に、それぞれの持ち場で力を発揮していただきたいと思います。そして、ともに考え、ともに悩み、ともに前に進んでいきましょう。
皆さんのこれからの活躍を期待し、ご精励をお願い申し上げて訓示とします。
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更新日:2026年04月06日