【2025年1月1日】令和7年新年あいさつ
このページは、市長がいろいろなところで話した内容を紹介するページです。
本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。
令和7年新年あいさつ
2025年1月1日
新年明けましておめでとうございます。令和7年の門出を迎え、市民の皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。日ごろより相馬市の発展のために寄せられておりますご理解とご支援、そしてご協力に心より感謝申し上げます。
昨年は、国の重要無形民俗文化財である「相馬野馬追」の開催日程が、5月最終週の土・日・月曜日に変更となりました。これは近年の気候変動に伴う異常な暑さから、人馬の健康を守るための対策であり、結果として熱中症にかかる方を最小限に抑えることができ、安堵しております。また、多くの方々にご来場いただき、さらには関係者の皆様のご尽力により無事に開催できたことに、市を代表して感謝申し上げます。今後とも、「相馬野馬追」のさらなる継承とさらなる発展のため、相馬野馬追振興委員会を中心に、市民一丸となって盛り上げてまいります。
オープン以来、多くの方々にご利用いただいております「浜の駅松川浦」は、施設の利便性向上とお客さまの満足度向上を図るため、イートインコーナーや地場産品の調理室などの増築工事を進めております。今回の増築を機に、市内外からたくさんのお客さまにお越しいただき、より一層魅力的で、満足度の高い施設となるよう努力してまいります。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
また、産業面は、相馬中核工業団地に新たな企業の進出が決定し、操業開始に向けて順調に準備を進めております。さらに、既存企業においても、隣接区画を取得して建設を進めていた工場が令和6年10月に完成し、操業を開始しました。このように新たな企業の進出や既存企業における工場や設備の増設などは、働く場の拡大や市全体の経済発展、さらには地方創生や地域振興に大きな役割を果たすものと確信しており、今後とも、企業誘致を進め、産業振興と地域経済の活性化に努めてまいります。
一方で、私たちは時代の転換点という大きな変化に直面しています。気候変動の影響に伴う大雨などの災害発生リスクの増大や少子高齢化や人口減少などの社会的課題が、その象徴です。これらの大きな課題に対して、国や市などの行政だけでなく、市民の皆さまと一丸となって取り組むことが重要だと考えます。今後とも、行政、市民が一体となり、市民一人一人が将来にわたって安心して暮らしていける持続可能なまちづくりを進めてまいりますので、「相馬市が相馬市としてあり続ける」ため、共に歩んでまいりましょう。
結びに、皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。
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更新日:2025年01月31日