【2022年01月01日】令和4年新年あいさつ

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本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

令和4年 新年あいさつ

2022年01月01日

令和4年の新春を迎え、謹んで新年のごあいさつを申し上げますとともに、日ごろより市勢伸展のためにお寄せいただいておりますご協力に、心から感謝を申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の感染状況は全国的に落ち着いていますが、新たな変異株の出現などいまだ収束を見通せない中にあります。

昨年の5月1日から開始した本市のコロナワクチン接種は、相馬郡医師会や地域の皆さま方のご理解とご協力のもと、日時指定の集団接種を基本とした「相馬モデル」により安全かつ迅速に接種を行うことができました。

ウィズコロナの時代を生き抜くため、追加接種の実施や感染拡大の状況に応じた医療提供体制の構築など、市民の健康と命を守るための施策を実施するとともに、長引くコロナ禍により疲弊した地域経済の再建に取り組んでまいります。市民の皆さまには引き続き、適切な感染対策の継続にご協力をお願いいたします。

昨年2月、福島県沖を震源とする震度6強の地震が発生し、屋根瓦の崩落など3,847棟の建物が被害を受け、新型コロナウイルス感染症の影響を受けていた商工業にも深刻な影響を及ぼしました。

また、気候変動により大型化する台風やこれまでに経験したことのないような大雨による災害が発生しています。本市も令和元年東日本台風により大きな被害を受け、県による宇多川・小泉川の河川改修事業が進められているほか、市は浸水被害の軽減を図るため大型排水ポンプ車2台を配備しました。また、国や県とともに「宇多川・小泉川水系流域治水プロジェクト」を策定し、今後の被害を防止・軽減する防災・減災事業に取り組んでまいります。

相馬復興市民市場(浜の駅松川浦)には、オープン以来、県内はもとより、昨年4月に開通した東北中央自動車道「相馬福島道路」を利用して県外からも多くの方にお越しいただいております。今後、人の流れを市内全体に広げ、さらに農水産物の風評を払しょくできるよう、復興事業で整備した施設などを活用し、交流人口の拡大や地方創生につながる魅力ある地域づくりを進めてまいります。

昨年の夏、2年ぶりに相馬野馬追の騎馬行列が市内を練り歩きました。コロナ禍のため規模を縮小・簡略化しての開催となりましたが、威風堂々と行進する姿は私たちに勇気を与えてくれました。先人が守ってきた相馬の伝統・文化・風土を、私たちも次の世代に残してゆくため、一丸となってコロナ禍を乗り越えていきましょう。

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〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎3階
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更新日:2022年01月01日