【2021年03月14日】東北復興支援“絆ウォーク”オープニングセレモニー

このページは、市長がいろいろなところで話した内容をご紹介するページです。

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

東北復興支援“絆ウォーク”オープニングセレモニー

「東北復興支援“絆ウォーク”」がここ相馬を出発点として開催されますことに、心より感謝申し上げます。

さて、東日本大震災からの10年、私たちは市民の力を結集して復興に向かって一歩一歩、歩んでまいりました。その復興の仕上がりがだいぶ見えてきたところで、一昨年の10月に台風で洪水になり、市内1,500戸が床上浸水になるという災害に見舞われました。そして昨年から続く新型コロナウイルス感染症も災害と同じと言えます。その新型コロナウイルス感染症も、ワクチン接種が始まれば、これはなんとか出口が見えてくるなと思ったところに、震度6強の地震が発生しました。その際の避難所設営において、相馬市が感染症予防対策用にテントを使ったことをメディアに取り上げていただきました。このように震災・災害があった中、私たちはみんなで団結して歯を食いしばってがんばってきました。

震災・災害対策の一番の問題は気持ちです。気持ちが折れてしまうことが一番怖いことだと思っています。震災以降、相馬市内だけでなく、被災した太平洋沿岸部の首長たち、自治体がお互いに励まし合い頑張ってきました。これが絆なのだと思います。今回は歩くことで絆を繋いでいこうという、大変嬉しく有意義なイベントだと思います。みなさんが歩いて繋いでいくことによって、被災地の繋がりや協力体制が、ますます深まってくれることを心から願っています。どうぞ今日は、これが復興の歩みなんだ、みんなで繋がるための復興の歩みなんだと、明るい気持ちを持ってがんばって歩きとおしていただきたいと思います。

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更新日:2021年03月22日