【2016年11月26日】レソト王国レツィエ3世国王王妃両陛下ご訪問時の市長挨拶

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

レソト王国レツィエ3世国王王妃両陛下ご訪問時の市長挨拶

2016年11月26日

御挨拶を申し上げます。まず国王陛下に相馬にお越しいただいて、大変光栄な思いでおります。市民を代表して、御礼と御歓迎を申し上げます。

私ども相馬市民は、東日本大震災で大きな被害を受けました。それから5年8ヶ月の間、市民は一致団結し、みんなで力を合わせて、今日まで復興の歩みをたどって参りました。多くの方々からご支援をいただいて、私ども相馬市民は勇気づけられて参りました。この間、日本レソト王国友好協会の皆様、そしてレソト王国の皆様から大きな励ましをいただいて参りました。

2013年には、貴国のタバネ首相にご訪問をいただき、子ども達のために植樹をしていただきました。そのことが我々相馬市民、特に子ども達にとって、大きな勇気をいただいたことに改めて感謝を申し上げます。
レソト王国と同様に、相馬市はかつて城下町でございました。相馬の漁師を中心にして、危機に及んでは一致団結するという気風が今でもこの相馬市に生きております。相馬市の漁師の御子孫は未だに健在であります。その漁師を中心に気持ちをひとつにして、今日まで震災の被害と闘って参りました。その記録を私どもは本にまとめましたので、陛下にご覧いただければ幸いでございます。
本日は、これから記念植樹が予定されております。日本とレソト王国の友好の絆として、私どもは長く大切にさせていただきたいと思っております。
また、日本レソト王国友好協会の方々から、被災者のための住宅の外灯をプレゼントしていただきました。いわばレソト王国から勇気の光をいただいたものを思っております。

本日、陛下をはじめ御関係の方々に相馬においでいただいたことによって、私ども相馬市民とレソト王国の絆が深まって、我々相馬市民にとって大いなる名誉として、これからも国王陛下の御訪問を語りついでいきたいと考えております。そして、まだまだ復興の仕事は続きますが、陛下の励ましを大きな力にして、相馬市民一同これからも頑張って参ることをお約束申し上げまして、陛下のご厚情に応えて参りたいと考えております。

本日は誠にありがとうございました。

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更新日:2020年01月10日