議会あいさつ(令和6年第3回)

令和6年第3回相馬市議会定例会開会(令和6年6月3日)

相馬野馬追について

本年度から開催日程が、5月最終の土・日・月曜日と変更になりました。

異常気象から人馬の健康を守るための開催時期変更でございましたが、幸いなことに異常気象による人馬の被害が最小限に抑えられましたことに、安堵をいたしております。

また、多くの方にご来場いただきましたことに関係各位の皆さま、そして野馬追ご観覧のために来場された多くの方々に感謝を申し上げます。

本年は、第33代当主相馬和胤公の孫である相馬言胤君(としたねぎみ)を総大将にお迎えし、去る5月25日から27日までの3日間開催され、宇多郷勢45騎の騎馬武者が出陣いたしました。

また、復旧工事を進めてまいりました中村城跡外大手一の門が去る4月26日に完了したことから、宇多郷勢の威風堂々たる出陣に、より一層の勢いをつけ、さらには、近年の温暖化による人馬への影響を考慮し、開催時期が5月に変更となって、はじめての相馬野馬追に華を添えたものと感じております。

市といたしましては、歴史と伝統を誇る国の重要無形民俗文化財である「相馬野馬追」のさらなる継承のため、引き続き、相馬野馬追振興委員会を中心に、市民総ぐるみで盛り上げてまいりたいと考えております。

相馬復興市民市場「浜の駅松川浦」の増築に関する進捗状況について

去る4月10日に水道本管移設工事請負契約を締結し、去る5月13日には建築主体工事、電気設備工事、機械設備工事の各工事請負契約を締結しており、それらの工事を監理する工事監理業務委託契約を同日付で締結したところであります。

市は、令和7年2月末の工期内での完成に向け、工事を進めてまいります。

空間放射線量測定について

市は、平成23年度から空間放射線量測定調査を行っており、本年度は、4月15日から5月2日まで実施いたしました。

測定結果といたしましては、土面167箇所の平均線量1時間あたり0.1マイクロシーベルト、舗装面161箇所の平均線量1時間あたり0.07マイクロシーベルトでありました。

震災直後の平成23年6月と比較すると、土面で85.91パーセント、舗装面で87.93パーセント低減しており、極めて低い数値であることから、市民の健康に影響を及ぼす可能性はありません。

なお、詳細な測定結果は、広報紙やホームページに掲載し市内の線量が低減していることを周知する予定であります。

外部・内部被ばく線量測定の結果表について

市は、昨年度にDーシャトルによる外部被ばく線量測定またはホールボディカウンターによる内部被ばく線量測定を行った2,303名の方に、平成23年度から令和5年度分の測定結果をまとめた「外部・内部被ばく線量測定の結果表」を発送いたしました。

同結果表は、福島第一原発事故の影響により、市民が、根拠のない思い込みや偏見によって差別を受けないために、市民には放射線による健康影響が全くないことを示すものであり、特に女性が安心して結婚・出産するためのお守りにしていただきたいと考えております。

令和6年産水稲の作付け状況について

全水稲作付面積は、約1,941ヘクタールであり、そのうち主食用米の作付面積は、昨年より約84ヘクタール増の1,383ヘクタールであります。

また、飼料用米の作付面積は、昨年より約110ヘクタール減の約462ヘクタールであります。

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〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎3階
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更新日:2024年06月06日