学校給食費の無料化

相馬市では、平成30年4月から市内の小・中学校に通学する全ての児童生徒の給食費を無料化しています。

給食費無料化の目的

給食費を無料化することで、子育て世代の経済的負担を軽減します。

相馬市産あるいは福島県産の食材を積極的に使用し、地元産の美味しさを味わうことで、児童生徒の食への関心を高めるための一助とします。

学校給食の献立は、成長期にある児童生徒の心身の発達のために適切な栄養摂取ができること、また児童生徒が学校給食を通して望ましい食習慣や食文化を体験できることなどを念頭に献立を作成しています。

さらに市では、以下のような特色ある献立も提供しています。

令和5年1月27日：中村第一小学校

相馬市産の食材を多く使用し、本市の食材の良さを知るとともに、郷土食や行事食を味わう献立です。

（補足）このうち、ほっきごはんのホッキ貝、ブリ、ポパイサラダのホウレンソウとキュウリ、あおさのみそ汁のあおさ（ヒトエグサ）とダイコンとジャガイモが相馬市産です。

令和5年11月8日：中村第一小学校

よく嚙まなければならない食材を使用し、子どもたちに「一口30回」噛むことを意識させる献立です。

（補足）このうち、豚肉とごぼうのかりん揚げがカミングさんまる30献立です。たくさん嚙まなければなりません。

令和5年11月20日：中村第一小学校

主食、主菜、副菜、汁物がそろった献立です。

令和5年11月22日：中村第一小学校

不足しがちなカルシウムや鉄分を多く摂取できる献立です。

（補足）写真は鉄分アップ献立です。

（補足）このうちひじきのマリネからは多くの鉄分を摂取できます。

令和5年11月24日：中村第一小学校

福島県産の食材を多く活用し、県産品の良さ、旬の食材の美味しさを味わう献立です。

（補足）コメ、牛肉、ヒラメ、あおさ、エゴマ、サトイモ、ダイコン、ネギ、リンゴが県産品です。

本市の学校給食無料化の財源は、税外収入（石炭灰受入事業の収益）の一部です。

本市に本社を置く相馬共同火力発電株式会社新地発電所から生じる石炭灰を、光陽地区にある産業廃棄物処分場へ埋立てするものです。埋立てする際、相馬共同火力発電株式会社から本市に処分手数料が支払われます。手数料収入から産業廃棄物処分場の管理運営経費を除いた収益金の一部を無料化の財源としています。

本市は、石炭灰の埋立てにより造成された土地を活用して次のスポーツ施設を整備し、市民スポーツの振興や健康増進、交流人口拡大に活用しています。

この記事に関するお問い合わせ先: 学校教育課学校保健係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号：0244-37-2185

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