有毒植物による食中毒に注意しましょう
例年、特に春先から初夏にかけて、有毒植物を誤って食べたことによる食中毒が発生しています。
山菜に混じって有毒植物が生えていることがあります。また観賞用植物には、野菜などとよく似ていながら食べると有毒なものがあります。誤食を避けるために次のことを心がけてください。
- 山菜採りをするときは一本一本よく確認し、調理前にもう一度確認する。
- 家庭菜園や畑では、食用植物と観賞用植物は離れた場所に区別して植える。
- 食用と確実に判断できない植物は食べない。売らない。人にあげない。
植物を食べて体調が悪くなったときは、食べた植物を持ってすぐに医師の診察を受けてください。
食用と間違いやすい有毒植物の例
スイセン・スノーフレーク
(写真)厚生労働省リーフレットより
中毒症状
食後30分以内で、吐き気、嘔吐(おうと)、頭痛など
(注意)スイセンでは悪心、下痢、流涎(りゅうぜん)、発汗、昏睡、低体温症などもあります。
間違えやすい植物
ニラ、ノビル、タマネギなど
イヌサフラン
(写真)厚生労働省リーフレットより
中毒症状
嘔吐(おうと)、下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難
(注意)重症の場合は死亡することもあります。
間違えやすい植物
- 葉=ギョウジャニンニク、ギボウシ
- 球根=ジャガイモ、タマネギなど
関連リーフレット
厚生労働省から有毒植物による食中毒防止に関するリーフレットが出ています。
詳細は下記のPDFを確認ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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農林水産課 農地林務係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎2階
電話番号:0244-37-2151
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更新日:2023年03月30日