エコドライブを実践しましょう
地球温暖化のおもな原因といわれている二酸化炭素は、ガソリンや軽油などを燃焼する自動車からも発生します。エコドライブを実践し、大気汚染物質や地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量低減に努めましょう。
エコドライブとは
エコドライブの「エコ」には、「エコロジー(環境保護)」と「エコノミー(経済・節約)」という2つの意味があります。「環境にやさしく無駄の少ない運転」それがエコドライブです。ここでは、エコドライブの例として次の10項目を紹介します。
アイドリングストップ
買い物や、荷物の積み降ろしなどちょっとした時間にエンジンを止める「アイドリングストップ」。アイドリングのガソリン消費量は、10分で130cc程度とわずかですが、日々続ければ大きな量になります。
車間距離は余裕を持って
車間距離を詰めたり、速度にむらのある走り方をすると、加減速が多くなり、燃費が悪化します。交通状況に応じた安全な定速走行に努めましょう。
タイヤの空気圧をチェック

空気圧が適正値からおよそ4分の1不足した場合、市街地で約2%、郊外で約4%それぞれ燃費が悪化します。
安全運転のためにも、定期的に空気圧をチェックする習慣を身につけましょう。自分の車の適正空気圧を確認しておきましょう。
無駄な荷物を積まない
荷物をたくさん積むと、車の重量が増えるので当然燃費が悪くなります。100キログラムの不要な荷物を載せて走ると、3%程度燃費が悪化します。
暖機運転は適切に
暖機運転とは、走行前にエンジンを暖めること。主に冬場に行いますが、最近の車は長時間の暖気を必要としません。丁寧に走りながら暖めるウォームアップ走行で充分です。
急発進、急加速をしない
緩やかに発進(最初の5秒で時速20キロメートル毎時が目安)するだけで11%程度燃費が改善します。やさしいアクセル操作は安全運転にもつながります。
エンジンブレーキを使う
エンジンブレーキとは、ブレーキを踏まずにアクセルを戻すことでスピードが落ちる状態をいいます。減速時は早めのアクセルオフで燃費も改善します。
違法駐車をしない
交通の妨げとなるような場所への駐車は、交通渋滞を引き起こし、余分な排出ガスを出させる原因となります。
エアコンの使用を控えめに
車のエアコンは、エンジンの動力を利用するため、エンジンに負荷がかかります。燃費を少しでも良くするためには、温度や風量をこまめに調節しましょう。
計画的なドライブを
ゆとりある運転がエコドライブにつながります。急がない、迷わないことは、燃料の無駄遣いも防ぎます。出発前にルートを確認したり、カーナビゲーションを活用したりすることは、環境のためにもプラスです。
無理をせず、道路状況や運転技術に合ったエコドライブを心がけましょう。
財団法人エネルギーセンターなどでは、インターネットを通じて燃費を管理するサービスや省エネ運転技術の紹介を行っています。詳しくは下記のホームページをご覧ください。
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生活環境課 生活環境係
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更新日:2019年03月29日