学校給食費の無料化

相馬市では、平成30年4月から市内の小・中学校に通学する全ての児童生徒の給食費を無料化しています。

給食費無料化の目的

1、子育て支援

給食費を無料化することで、子育て世代の経済的負担を軽減します。

2、食育支援

相馬市産あるいは福島県産の食材を積極的に使用し、地元産の美味しさを味わうことで、児童生徒の食への関心を高めるための一助とします。

相馬市の学校給食の献立

学校給食の献立は、成長期にある児童生徒の心身の発達のために適切な栄養摂取ができること、また児童生徒が学校給食を通して望ましい食習慣や食文化を体験できることなどを念頭に献立を作成しています。

さらに市では、以下のような特色ある献立も提供しています。

そうまうまうま献立

令和6年10月25日:中村第二小学校

そうまうまうま献立

相馬市産の食材を多く使用し、本市の食材の良さを知るとともに、郷土食や行事食を味わう献立です。

写真のメニュー

  • メヒカリのからあげ
  • なめしごはん
  • きりぼし大根のごまネーズあえ
  • こまつなのみそ汁
  • 牛乳

(補足)メヒカリ、きりぼり大根のごまネーズあえのもやし、こまつなのみそ汁のみそが相馬産です。相馬産のメヒカリのからあげは、身が大きくふんわりとした食感で子どもたちに大人気です。

カミングさんまる献立

令和5年11月8日:中村第一小学校

カミングさんまる30献立

よく嚙まなければならない食材を使用し、子どもたちに「一口30回」噛むことを意識させる献立です。

写真のメニュー

  • ごはん
  • 豚肉とごぼうのかりん揚げ
  • アルファベットスープ
  • パインコンポート
  • のりたまふりかけ
  • 牛乳

(補足)このうち、豚肉とごぼうのかりん揚げがカミングさんまる30献立です。たくさん嚙まなければなりません。

日本型食生活献立

令和5年11月20日:中村第一小学校

日本型食生活献立

主食、主菜、副菜、汁物がそろった献立です。

写真のメニュー

  • 麦ごはん(主食)
  • 赤魚の西京焼き(主菜)
  • きんぴらごぼう(副菜)
  • じゃがいものみそ汁(汁物)
  • 牛乳
鉄分アップ献立

令和5年11月22日:中村第一小学校

カルシウムアップ献立、鉄分アップ献立

不足しがちなカルシウムや鉄分を多く摂取できる献立です。

(補足)写真は鉄分アップ献立です。

写真のメニュー

  • 中華丼
  • ひじきのマリネ
  • 豆腐とえのきのスープ
  • 牛乳

(補足)このうちひじきのマリネからは多くの鉄分を摂取できます。

ふくしま旬の食材活用献立

令和6年11月25日:桜丘小学校

ふくしま旬の食材活用献立

県産の食材を多く活用し、県産品の良さ、旬の食材のおいしさを味わう献立です。

写真のメニュー

  • ふぐめし(天然トラフグ「福とら」を使用)
  • ヒレカツ
  • かぶときゅうりのゆず漬け
  • あおさのみそ汁
  • 牛乳

(補足)コメ、ふぐ、ヒレカツ、かぶ、きゅうり、ゆず、あおさ、サトイモ、白菜、大根、ネギ、牛乳が県産品です。

アクアポニックスレタスを使用したグリーンサラダ

令和6年11月15日:中村第一小学校

「アクアポニックス」リーフレタス

相馬中核工業団地東地区内に立地している「そうまIHIグリーンエネルギーセンター」から、「アクアポニックス」で栽培している「リーフレタス」を無償提供を受け、学校給食で使用しています。
写真の給食では「グリーンサラダ」に「リーフレタス」を使用しており、シャキシャキした食感としっかりとした味が子どもたちから好評です。

(補足)「アクアポニックス」とは、魚の陸上養殖と水耕栽培を組み合わせた水と養分が完全循環する農法です。

写真のメニュー

  • まめ豆チキンカレー
  • グリーンサラダ
  • 牛乳
目の愛護デー献立

令和6年10月8日:中村第一小学校

目の愛護デー献立

10月10日は「目の愛護デー」。子どもたちに目の大切さを意識してもらうため、目に良い食材を使用しています。併せて、栄養士や養護教諭が視力を低下させないための注意点などを子どもたちに指導しています。

写真のメニュー

  • ミートソースサンド
  • コンソメスープ
  • ブルーベリーゼリー
  • 牛乳
ハロウィン献立

令和6年10月29日:中村第一小学校

ハロウィン献立

ハロウィーンといえば「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれる、かぼちゃを用いて作られるランタンが有名です。それにちなんで「かぼちゃのポタージュ」です。

写真のメニュー

  • かぼちゃのポタージュ
  • コッペパン
  • ハムマリネサラダ
  • キャラメルラテ
  • 牛乳

学校給食無料化の財源

本市の学校給食無料化の財源は、税外収入(石炭灰受入事業の収益)の一部です。

石炭灰受入事業

本市に本社を置く相馬共同火力発電株式会社新地発電所から生じる石炭灰を、光陽地区にある産業廃棄物処分場へ埋立てするものです。埋立てする際、相馬共同火力発電株式会社から本市に処分手数料が支払われます。手数料収入から産業廃棄物処分場の管理運営経費を除いた収益金の一部を無料化の財源としています。

産業廃棄物処分場の上面利用

本市は、石炭灰の埋立てにより造成された土地を活用して次のスポーツ施設を整備し、市民スポーツの振興や健康増進、交流人口拡大に活用しています。

  1. 相馬光陽パークゴルフ場
  2. 相馬光陽ソフトボール場
  3. 相馬光陽サッカー場
  4. 相馬こどもドーム(楽天野球団が寄付を募り整備し、本市に寄贈)
この記事に関するお問い合わせ先
学校教育課 学校保健係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2185
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更新日:2024年12月06日