利用と財政状況

令和3年3月末現在の要介護、要支援認定者数は2,151人で、うち65歳以上の要介護要支援認定者数は2,109人となっており、市全体の65歳以上の方10,833人の19.5%を占めています。介護サービスの利用状況は、在宅サービスを利用している人が1,041人、地域密着型サービスを利用している人が205人、介護保険施設に入所している方が441人の合わせて1,687人で、要介護、要支援認定者の78.4%の方がサービスを利用しています。

これら、サービスの利用に係る介護給付費の支給額は、年間で3,302,185千円となっており、介護保険特別会計の88.5%を占め、実施から13年目となった、地域支援事業(介護予防・日常生活支援総合事業と包括的支援・任意事業)の総額は116,150千円で、支出全体の3.1%となりました。

収入では第1号被保険者(65歳以上の方)による保険料の徴収額は、全体の19.0%でした。

(注意1)東日本大震災の被災者に対し、被災の程度により介護サービス利用時の自己負担額の減免を行いましたが、その減免に要した費用は54,956千円です。
(注意2)令和元年台風19号の被災者に対し、被災の程度により介護サービス利用時の自己負担額の減免を行いましたが、その減免に要した費用は16,578千円です。

歳入・歳出区分別決算額

歳入

決算額歳入の詳細
区分 決算額(千円) 割合(%)
保険料 755,085 19.03
分担金および負担金 2,726 0.07
国庫支出金 918,655 23.16
県支出金 535,916 13.51
支払基金交付金 919,151 23.17
繰入金 597,394 15.06
繰越金 237,428 5.98
そのほか 886 0.02
3,967,241 100.00

歳出

決算額歳出の詳細
区分 決算額(千円) 割合(%)
総務費 64,585 1.73
保険給付費 3,302,186 88.50
地域支援事業費 116,150 3.11
基金積立金 124,584 3.34
返還金など 123,851 3.32
3,731,356 100.00

用語の説明

歳入

(1)保険料

65歳以上の方が納める保険料

(2)分担金および負担金

相馬方部介護認定審査会を運営するための新地町の負担金

(3)国庫支出金

国の負担金と補助金

(4)県支出金

福島県の負担金

(5)支払基金交付金

40〜64歳までの方が納める保険料

(6)繰入金

市の一般会計からの負担金

(7)繰越金

前年度から繰越金

歳出

(1)総務費

相馬方部介護認定審査会運営費や職員の給与

(2)保険給付費

在宅サービスや施設サービスに対する保険給付費

(3)基金積立金

介護保険財政が悪化した場合や介護保険料の上昇を抑制するため、市が積み立てる基金

(4)地域支援事業費

地域包括支援センターの運営や一般介護予防事業に係る費用

(5)返還金など

国、県に対する負担金の返還金や保険料の還付金など

この記事に関するお問い合わせ先

高齢福祉課 介護保険係


〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-3065

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更新日:2021年10月15日