丸塚古墳出土人物埴輪(女子像)

(常設展通史展示中)
まるづかこふんしゅつどじんぶつはにわ(じょしぞう)
- 時代 古墳
- 年代 ―
- 大きさ 現存高51.5センチメートル
市指定文化財
馬型埴輪と一緒に出土した人物埴輪で、両手を前にかかげた女子の上半身像です。頭に髷(まげ)をのせ、頭頂に髪を束ねています。額には櫛をさし、耳は半円形に粘土を貼り付け形をつくったあと耳飾りを付けています。顔面は粘土板を貼り付けてつくったあと、鼻を貼り付け、目と口を切り取りつくっています。胴部から腕にかけて円文を付し、上衣を表現しているようです。前方に差し出した手には、酒を入れた壺をもっていたものと考えられます。
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更新日:2019年03月29日