髪飾用具コレクション(県指定文化財)
かみかざりようぐコレクション
総点数270点。
くし、笄(こうがい)、釵(かんざし)、ねがせ、髷止(まげどめ)、髷棒、びん、油つぼがあります。
相馬地方の旧藩時代の富商、侍、御用酒造家、相馬駒焼家元、遊女屋、髪結、在郷給人、農家などの所持品であり、隣接の宮城県山元町の旧藩時代の足軽、舟奉行、御用酒造家、武家から出たものもわずかに含まれています。
舘岡虎三氏が、明治末から大正にかけて集めたものですが、以前の所有者や使用者は明らかではありません。
概して、相馬地方を中心とした上流商家や中流以上の武士階級のものが大部分です。
種類と形状はいろいろあり、髪飾り用具の主なものは欠けることなく保存されていて、民俗文化財として貴重です。
指定の区別
県 重要有形民俗文化財
所有者/管理者
相馬市
所在地
相馬市歴史資料収蔵館
指定年月日
昭和42年12月8日
- この記事に関するお問い合わせ先
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生涯学習課 文化係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278
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更新日:2019年12月20日