田代駒焼登窯
たしろこまやきのぼりかま
田代駒焼は、慶安年間(1648〜1652)に現在地で開窯されたと伝えられています。現存の登り窯は、構造、使用度などからみて、元禄時代以前の築造と思われます。
田代駒焼は開窯以来、相馬中村藩御用窯として代々美術陶器を製作し続け、幾多の優品を生んできました。
この窯内部の火通しの部分の基礎柱は、独特の荒砥石を用いています。また古窯として知られ、益子焼や笠間焼、また東北地方の諸窯にも大きな影響を与えました。
指定の区別
県 重要有形民俗文化財
所有者/管理者
相馬市
所在地
相馬市中村字新町52
指定年月日
昭和43年12月10日
- この記事に関するお問い合わせ先
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生涯学習課 文化係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278
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更新日:2019年12月23日