八幡神社 末社亀齢社本殿
はちまんじんじゃ まっしゃきれいしゃほんでん

亀齢社本殿は、1695年(元禄8)に5代藩主相馬昌胤が八幡宮を再興した際に、相馬家18代義胤公を祭って剱社(つるぎしゃ)として建てられたものです。
亀齢社は、1795年(寛政7)に、8代藩主であった相馬恕胤(もろたね)の霊を祭ったものです。
相馬恕胤は、吉田神道に熱心な人でした。
吉田神道(唯一神道ともいう)とは、室町時代中期に京都の吉田神社神官吉田兼倶(よしだかねとも)が開いた神道の一流派です。儒教、仏教、道教、陰陽道などを融合した神道説として、後世に大きな影響を与えました。
もとは城下中野の熊野神社境内にあり、のちに八幡神社にある剱社(つるぎしゃ)と相殿にし、更に1888年(明治21)に剱社は相馬神社社地に移り、現在に至っています。
指定の区別
国 重要文化財(建造物)
所有者/管理者
八幡神社
所在地
相馬市坪田字涼ケ岡51
指定年月日
平成24年7月9日
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生涯学習課 文化係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2100
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更新日:2019年12月23日