相馬中村神社本殿・幣殿・拝殿
そうまなかむらじんじゃ ほんでん・へいでん・はいでん
相馬中村神社は、相馬三妙見社の一つで、天之御中主神を祭神としています。
1611年(慶長16)相馬利胤が中村城を築城したとき、鎮守妙見宮を城内に祭ったのがはじまりと伝えられています。
現在の社殿は、1643年(寛永20)に造られました。その後、ほぼ20年ごとに修理を重ね、1989年(平成1)から1992年にかけて行われた大修理では、屋根が創建当時のこけら葺に改修されました。
2011年(平成23)にも大規模改修が行われる予定でしたが、同年3月に東日本大震災が発生。5年遅れの2016年(平成28)から社殿のこけら葺のふき替えや老朽箇所の補修が進められ、2018年(平成30)6月にご神体を本殿に安置する遷宮祭が行われました。
社殿は、本殿・幣殿・拝殿からなる権現造の複合社殿となっています。本殿は、本来透漆塗りが施されていました。
全体的に建物は簡素ですが、要所に漆塗り、彩色、飾金具で飾り、寛永建立の正統的なもので、相馬地方を代表する建築です。
指定の区別
国 重要文化財(建造物)
所有者/管理者
相馬中村神社
所在地
相馬市中村字北町140
指定年月日
昭和58年1月7日
- この記事に関するお問い合わせ先
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生涯学習課 文化係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278
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更新日:2019年12月25日