旧中村城時鐘
きゅうなかむらじょうじしょう

この鐘は、1667年(寛文7)、藩主相馬忠胤の命により、時鐘として、冶工齋藤勘左衛門尉藤原清実によって造られ、大手前の会所(会館)に懸けられました。名鐘のひとつに数えられ、鐘の音は数里にわたって鳴り響いたといわれています。
1675年(延宝3)、会所が南の方に移転して、新たに鐘楼が設けられると、この鐘も移され、時を告げるのに使われました。
このことから、のちのちまで御会所の鐘と呼ばれて親しまれていました。
指定の区別
市 有形文化財(工芸品)
所有者/管理者
相馬市
所在地
相馬市歴史資料収蔵館
指定年月日
昭和36年9月12日
- この記事に関するお問い合わせ先
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生涯学習課 文化係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278
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更新日:2019年12月23日