絹本著色松川十二景和歌色紙帖

けんぽんちゃくしょくまつかわじゅうにけいわかしきしじょう

絹本著色松川十二景和歌色紙帖の写真

江戸時代の貞享・元禄期(1684〜1704)のころ、相馬文化の興隆に最も熱心であった藩主相馬昌胤が、猪苗代玄盛(いなわしろげんせい)に命じ松川浦に新たに十二の新名所を選び、1688年(貞享5)9月、京都梶井常修院宮を通して時の東山天皇に奏し、廷臣および時の狩野派の画人たちに十二景の和歌と画とを色紙に描かせて賜わったものです。

二部つくり、一部は廷庫に納め、一部は相馬に下したといわれています。

門外不出であったためか保存状態が良く、絢爛たる光彩の名残をとどめています。

指定の区別

市 有形文化財(書跡)

所有者/管理者

相馬市

所在地

相馬市歴史資料収蔵館

指定年月日

昭和49年6月26日

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課 文化係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278

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更新日:2019年12月23日