土面
どめん
相馬郡新地町三貫地貝塚より出土した遺物です。
昭和20年代、相馬高等学校郷土クラブにより採集されました。
土面は、縄文時代後期(紀元前2000〜1000年前)の遺跡から出土します。主に東日本に分布し、東北地方で多く発見されています。
面の左部分が欠けていますが、眼、口が大きく貫孔され、耳の位置に小さな穴があります。
耳の穴に紐を通し顔にあてたり、額にのせたりして使用したと考えられます。
また、眼の下、あるいは鼻頭の筋などから宗教的儀礼に用いられたものと考えられます。
指定の区別
市 有形文化財(考古資料)
所有者/管理者
福島県立相馬高等学校
所在地
福島県立相馬高等学校
指定年月日
昭和49年6月26日
- この記事に関するお問い合わせ先
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生涯学習課 文化係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278
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更新日:2019年12月24日