紙本著色十二天画像
しほんちゃくしょくじゅうにてんがぞう
制作年代は、室町時代と考えられています。
十二天とは、世界やすべての生き物をまもる護世天の12尊のことです。密教修法に五穀豊穣・国土安穏を祈る12天供があり、後七日御修法などの大法や伝法灌頂(でんぽうかんじょう)などに際し、用いられたものと考えられます。
地方では、遺存例は少なく、仏教文化を究明するための資料として貴重です。
本画像は、散逸を防ぐため、1体づつの軸装から6曲1双の屏風(1扇1体)に仕立て直されたものです。
指定の区別
市 有形文化財(絵画)
所有者/管理者
相馬妙見歓喜寺
所在地
見学不可
指定年月日
昭和56年3月5日
- この記事に関するお問い合わせ先
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生涯学習課 文化係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278
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更新日:2019年12月24日