御家給人根元之記

おいえきゅうにんこんげんのき

御家給人根元之記の写真

相馬中村藩の給人の由来を1798年(寛政10)に詳記したものです。

給人とは、藩主から知行・俸禄を支給された武士を指します。
相馬中村藩の給人は2区分され、城下にあって直接藩の用を勤めている府下給人(御家中・麓給人)と、通常百姓をし、戦時に兵役にあたる在郷給人とがあります。

この御家給人根元之記は、写本が流布していますが、本書はその原本で著者渡部源兵衛美綱自筆のものです。渡部は、1786年(天明6)在郷給人の系図取調、寛政期には「衆臣系譜」を編さんした人物で給人の事歴に精通していました。

指定の区別

市 有形文化財(絵画)

所有者/管理者

個人蔵

所在地

相馬市歴史資料収蔵館

指定年月日

昭和40年4月26日

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課 文化係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278

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更新日:2019年12月23日