北山史跡
きたやましせき
相馬の市街地の北方に連なる丘陵小泉山はかつては北山と呼ばれ、慶長年間中村城築城以降、京都の東山になぞらえ、20余の神社仏閣が東西につらなる中村城北第一の名勝地でした。
相馬昌胤は、中村城の鬼門除けとして、天和、貞享、元禄ごろ、牛頭天王(今の八坂神社)を建てるなどして北山の整備につとめました。また、北山八景(小泉八景)を詠んだ歌も残っています。
その後、天明の凶作などでこれらは急速に衰微してしまいましたが、熊野神社境内、寛徳寺跡(昔の北山秋月の地)あるいは慶徳寺寺域に昔の名残りをわずかにとどめ、最盛期の文化のあとをしのばせています。
指定の区別
市 史跡
所有者/管理者
個人
所在地
相馬市小泉字根岸
指定年月日
昭和52年11月1日
- この記事に関するお問い合わせ先
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生涯学習課 文化係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278
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更新日:2019年12月24日