市長メッセージ（2022年3月17日0時32分防災無線放送）

市民の皆さんに申し上げます。

強い地震がおきました。皆さん十分気を付けていただきたいと思います。
現在、停電中ですが、倒れた家具などでけがをしないように十分に気を付けてください。
なお、東日本大震災のような大きな津波は発生しておりません。また、市内に大きな火災も発生しておりません。

ただ、現在のところは、市民の皆さんの健康を守ることが一番の仕事となりますので、ケガそのほかについて十分に注意してください。
残念ながら、相馬市内の救急2病院は停電のため治療ができない状態にあります。（1時15分現在、対応可能）
もしケガをしている方がいらっしゃった場合、それがすり傷のようなものではなく深いけが、出血を伴うようなけがの場合は、避難所として開設した第二体育館で応急治療を行います。

ご自宅の破損、倒壊の危険があるような方は、スポーツアリーナそうま第一、第二体育館に避難をしてください。
動けないような方がいらっしゃる場合は、最寄りの消防団の方にお願いをしてください。市長から消防団にはそのような方については避難所まで運んでいただくようにお願いしておきます。

おそらく、家の中は騒然としているのではないかと思います。できるだけ安全な場所にいてください。

現在、津波は1メートルくらいですが、これはどんな津波が来るか分からないので、海岸部または川の周りへ立ち寄るのは控えてください。河口部にも立ち寄ることは控えてください。

今、市役所は全力をあげてこの急な地震に対応しております。落ち着いて、自分の身の回りの危険をできるだけ避けるように過ごしてください。

避難所には毛布、水分などを用意しています。状況が厳しくて来れない方は、消防団の方にお願いしてください。

東日本大震災のような大きな惨事には至っておりません。ですから、落ち着いて行動することをお願いします。

私の家もそうですが、家の中のありとあらゆるものが倒壊しております。ガラスも割れています。そういう状況ですがどうぞ落ち着いて自分の健康を守ることを第一にお考えください。

食事などについても、できない場合などはできるだけ配給するようにいたします。

どうぞ皆さん落ち着いて、しっかりと前を向いて、へこたれずに地震と向き合っていきましょう。
我々も精一杯この事態にたいして皆さんのためにがんばります。
どうぞ我々と一緒に地震を乗り越えるよう、力を合わせていきましょう。