【2022年7月22日】相馬野馬追の無事を祈る 総大将初陣安全祈願祭と総大将初陣祝いの宴

一千有余年の歴史を誇る相馬野馬追の開幕を翌日に控えた7月22日、中村城跡内の相馬中村神社で総大将初陣安全祈願祭と総大将初陣祝いの宴が行われました。
相馬野馬追は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため令和2年から規模短縮で開催しており、通常開催は3年ぶり。
今年は、相馬家33代当主・相馬和胤(かずたね)氏の孫の言胤(としたね)氏が、数え年で15歳を迎えたことから元服式に臨み、初陣を飾ります。

総大将初陣安全祈願祭には、総大将と宇多郷勢の武者らが陣羽織姿で集合。神事を執り行い、安全と武運を祈願しました。
続いて、総大将初陣祝いの宴が、同神社境内で開催。
総大将は「当地は今、度重なる災害に見舞われ、さらには疫病による災害も続いている。このような状況において、領民の強い希望となるよう、明日からの野馬追祭では、一千有余年培ってきた団結の精神を皆に示してほしい。宇多郷勢の妙見尊のご加護のもと、全員が威風堂々出馬されるよう希望する」と訓示しました。
相馬外天会が「相馬中村藩古式炮術」を披露し、宴に華を添えたほか、武者全員で相馬流山を斉唱し、士気を高めました。
7月23日、8時30分ころから相馬中村神社で総大将出陣式を行い、9時30分に騎馬行列が中村城跡の大手門を出発。祭場地である雲雀ヶ原祭場(南相馬市原町区)に出陣します。



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更新日:2022年07月22日