佐藤玄々作 大黒天(下絵)

佐藤玄々作 大黒天(下絵)の写真

だいこくてん(したえ)

  • 時代 昭和
  • 年代 1949年(昭和24年)
  • 大きさ 73センチメートル×(掛ける)74センチメートル

紙墨軸

大黒天は佐藤玄々が好んだ題材の一つであり、関連する彫刻や画幅が数多く残されています。この大黒天の墨画は、重ねられた線の様子と落款が省略されていることから、下絵として描かれたものであることが分かります。烏帽子の飾りや大きく膨らんだ耳たぶの形などの像容は《大黒顔》や《大黒香合》との共通点を指摘することができますが、この墨画では特にその笑みが強調されているようです。

説明:宮坂慎司氏(筑波大学助教)

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課 文化係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278

あなたの評価でページをより良くします!
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか

更新日:2019年08月29日