関係資料・参考文献

御仕法関係資料

「天禄温故中庸為政御土臺帳」乾・坤

二宮尊徳が著した御仕法の基礎となった台帳です。

「乾」は寛文5年(1665年)より天保15年(1844年)にいたる180年間の年貢収納を基に、分度が立てられました。「坤」は分度に従い、天保15年よりその後60年間の藩の収支を計算したものです。

「御仕法掛心得方大略報徳館」

弘化2年(1844年)相馬領内に御仕法が実施されるに先立ち、御仕法の規範としての大略が作成されました。役人の心得や仕法の実務取扱などについて定めてあります。

「報徳記」

富田高慶が著した二宮尊徳の伝記。尊徳の人物、思想や実践活動などが記してあります。実践記録として、「奥州相馬中村領盛衰の概略」の項があり、中村藩御仕法の概略が述べてあります。

「富田高慶日記」

富田高慶は御仕法の始まった年の弘化2年(1845年)11月から死去する直前の明治22年(1889年)10月まで、45年間にわたり51冊の日記を残しました。これは御仕法の事業にとって貴重な資料となっています。

参考文献・参考資料

本ページは、下記の文献・資料をもとに作成しました。

  • 相馬市教育委員会「相馬報徳読本」(平成元年)
  • 相馬市「相馬市史」第1巻〜第6巻
  • 野馬追の里歴史民俗資料館「図説・野馬追の里歴史民俗資料館常設展示」(平成8年)
  • 野馬追の里歴史民俗資料館「相馬中村藩の御仕法」(野馬追の里歴史民俗資料館第9回企画展図録第7集)(平成9年)
  • 岩崎敏夫著「二宮尊徳仕法の研究」錦正社(昭和45年)
  • 立谷清治著「復刻本報徳仕法の基本構造」ME出版(昭和53年)
  • 相馬報徳会「地域おこしの手本-至誠一貫の富田高慶-」(平成3年)
この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課 文化係

〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2278

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更新日:2022年09月20日