北野神社本殿
きたのじんじゃほんでん

北野神社本殿は、相馬中村神社境内にあり、天満宮とも呼ばれています。学問の神様である菅原道真(すがわらのみちざね)を祭っています。
桓武天皇の時代(781〜805)、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が中村に菅原敬実(すがわらたかざね)を置いて守らせたといい、その時、菅原敬実は西舘(現在の中村城跡西二の丸)に氏神を祭ったという伝承があります。
奥相志には、「村上天皇の天暦元年(947)、祭神菅原道真公の霊を天満大自在威徳天神と号し、京都北野に鎮座。これ本祠となり。中村城は、昔は天神鎮座の山なり、ゆえに城中に神社があり、慶長16年(1611)円蔵山(現在の中村神社西側)に移す。延宝8年(1680)にはやしろを造り、妙見社地(現在の相馬中村神社)に遷座す。」と記されています。
また、神社の造営はすべて藩主によって行われてきました。
指定の区別
市 有形文化財(建造物)
所有者/管理者
相馬中村神社
所在地
相馬市中村字北町140
指定年月日
平成4年5月26日
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生涯学習課 文化係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2100
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更新日:2019年12月24日