梵鐘
ぼんしょう

梵鐘とは、寺で時を告げるために打つ大型の鐘です。鐘楼などにつるし、撞木(しゅもく)で突き鳴らすことから、釣鐘、あるいは撞鐘(つきかね)とも呼ばれています。
中国から伝わったもので、年代の明らかな最古の遺品は、698年(文武2)の銘をもつ京都妙心寺のものです。
製作は、鎌倉時代が最も盛んで、南北朝期以降全国に広まっています。
この梵鐘は、1697年(元禄10)、冶工齋藤利左衛門安盛などによって作られたものです。形もよく響きもよい鐘で、太平洋戦争の供出の際も残された鐘です。
指定の区別
市 有形文化財(工芸品)
所有者/管理者
相馬妙見歓喜寺
所在地
見学不可
指定年月日
昭和40年4月26日
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生涯学習課 文化係
〒976-8601
福島県相馬市中村字北町63-3 市役所庁舎1階
電話番号:0244-37-2100
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更新日:2019年12月24日