水道安全宣言

10月12日（土曜日）に通過した台風19号の影響により大きな被害を受け、市内全域で断水になりました。

• 真野ダムの導水管を復旧
• 配水池への導水管路の復旧工事に着手

市内一部地域（西山、中村、中野地区のそれぞれ一部）に通水を開始

• 北飯渕、沖ノ内地区などに通水を開始
• 大野台浄水場の運転を再開

工業用水道の通水を開始

大坪、初野、八幡、成田、馬場野地区などに、大野台浄水場からの通水を開始

大野、磯部地区に通水を開始

10月20日（日曜日）

15時ころ

市内全域に（地区の簡易水道施設は除く）通水完了

15時30分ころ

濁りが無いことと、残留塩素の確認後、各配水系統の採水を開始（市内5カ所）。

• （補足）市内5カ所は、大野台、柚木、西山、粟津、小野。
• （補足）残留塩素とは、殺菌などを分解してもなお水中に残留している殺菌効力のある塩素のこと。また、体への影響を気にする必要のない量の塩素です。

17時30分ころ

採水完了。

相馬地方広域水道企業団が、福島県保健衛生協会へ水質検査依頼。

（補足）細菌検査に24時間を要する。

10月21日（月曜日）17時30分ころ

検査結果を受け、水道安全宣言。

（補足）市内5カ所から採水したものを、下記の9項目で検査を行い、全ての採水において基準値を満たしたことから安全宣言に至りました。

• 要望書の受理
• 資材確保連絡・業者との調整

• 水源確認、取水方法を決定
• 配水池洗浄
• 仮設道路（林道）復旧工事完了（240メートル）
• 孤立世帯解消、重機通行可

• 浄水機、発電機の搬入設置
• 仮設配管工事着手

• 浄水機テスト運転完了
• 仮設配管工事終了（350メートル）
• 貯水

• 本管通水テスト
• 貯水

（補足）簡易水質検査済

8時

広報車で生活用水として使用できる旨を広報

9時

生活用水として配水開始

• 各地域の通水確認
• 橋流出による断裂管の仮復旧工事

飲用水質検査

（補足）細菌検査に24時間を要する。

13時

水質検査を受け、水道安全宣言。

（補足）採水したものを、下記の9項目で検査を行い、基準値を満たしたことから安全宣言に至りました。

検査項目と基準値は以下のとおりです。

• （補足）CFUとは、微生物細胞の数を示す単位。
• （補足）全有機炭素（TOC)とは、水中の酸化されうる有機物の全量を炭素の量でしめしたもの。
• （補足）pH値とは、液体が酸性なのかアルカリ性なのかを表す尺度。