市長のひとこと

このページは、市長がいろいろなところで話した内容をご紹介するページです。

本内容は、重複した言葉遣いや表現などを整理した上で掲載しています。

大野台小水力発電所実証施設完成式

2015/07/30

私が相馬地方広域水道企業団の企業長になって14年目を迎えました。この水道企業団は相馬市の中でも比較的高い所にありますが、ここの水瓶である真野ダムはさらに高い場所にあります。この相当な高低差をもって流れてくる水の位置エネルギーを何とか使えないかと長年考えてきました。しかしながら、新しい何かを実現しようとすると多くの資金が必要になります。ここを流れる水の半分は工業用水として使われますので、その事業主である県の企業局にも色々とお願いをしながら考えてきました。

特に原発事故の後、これまで以上に環境エネルギーへの気運の高まりがあったため、より具体的に実現性をもって取り組みを進めてきました。しかしながら、やはりコストの問題が大きな障害でした。皆で頭を悩ませていた中で、ダイキン工業さんからコンパクトで低コストな発電システムのご提案がありました。

これから発電の実証を進めていきますが、ランニングコストも含めて、少し時間をかけて検証します。しかしながら、現時点においても言えることは、この取り組みは環境に良い、そして水道企業団の経営にもプラスになるということです。発電した電気を水道企業団で使うことで、これまで購入していた電気料金分の支出がなくなります。その支出が減った分を水道料金の値下げに反映しようと考えています。水道企業団の職員のアイディアをもとに考えておりますことですが、今後消費税率が2%あがった際に、そのタイミングで水道料金を3%下げようと考えています。それが実現すれば、環境に良く、経営にも良い、そして市民生活に良い取り組みとなりますので、皆で考えながら着実に進めていきたいと思っています。

また、全国の首長有志で組織した「低炭素な地域づくりに取り組む首長の会」のなかで、相馬でこのような取り組みを考えていることを発信してきました。この取り組みが成功例となれば、全国から視察の方々を受け入れ、この取り組みを普及させていきたい。そして、クリーンエネルギーに取り組む相馬市という売込みで、全国へ発信してまいりたいと考えています。

本日がこの取り組みのスタートになります。これまでの2年間、本気になって取り組んでまいりましたので、本日を本当に心待ちにしておりました。これまでご尽力いただいた関係者の皆様に心から感謝を申し上げますとともに、今後の更なるご協力をお願い申し上げます。


前のページへ戻る

ホーム > 市長室 > 市長のひとこと > 市長のひとこと一覧 > 詳細