議会あいさつ

平成29年第3回相馬市議会定例会開会

2017-9-4

はじめに、北朝鮮のミサイル発射事案への対応について
去る8月29日、午前5時58分に北朝鮮がミサイルを発射したことから、国は6時2分、本県を含む12道県に、全国瞬時警報システム「Jアラート」を使って、「ミサイルが東北・北海道地方に向けて発射された模様」との情報を発しました。市は、国からの情報を受信すると同時に防災行政無線が自動的に起動し、全ての屋外拡声器などを通じて緊急情報を伝えました。
その後ミサイルは6時7分、北海道上空を通過し、6時12分には北海道の襟裳岬東方1180キロメートルの太平洋上に落下しました。
国は、6時14分、「この地域の上空をミサイルが通過した模様」との緊急情報を発し、市は防災行政無線により市民に周知いたしました。
市では、情報が発せられた直後から、防災担当をはじめとする職員が登庁し、大規模災害等の際に、国が自治体に直接、情報を伝達するための専用システム「エムネット」やテレビ放送により情報収集を行い、不測の事態に備えました。
しかし、北朝鮮は昨日水爆実験を強行し、かつてない事態を発生させました。これは、ミサイル通過とは比較にならない極めて重大な事態でございます。今までにない軍事的脅威を与えているわけでございます。市といたしましては、国際情報や国の対応を注視してまいりたい。その上で、必要な措置があれば速やかに講じることとしたい。そのように考えております。

被災自治体への支援について
本市と災害時相互応援協定を締結し、これまで応援職員を派遣していただいている新潟県三条市で大雨被害が発生したため、市は7月4日、2リットルのペットボトル飲料水648本を発送いたしました。
また、7月7日、九州北部豪雨で大規模な被害のあった福岡県朝倉市、大分県日田市に、それぞれ2リットルのペットボトル飲料水324本、肉じゃが等の副食500食を発送いたしました。
さらに、7月24日、秋田県内で大雨被害が発生したため、秋田市、大仙市、仙北市、横手市へそれぞれ2リットルのペットボトル飲料水324本を配送いたしました。
今後も、姉妹都市、友好都市、災害時相互応援協定締結都市、或いは応援職員を派遣していただいている自治体はもとより、東日本大震災でお世話になった自治体で災害が発生した場合には、可能な範囲で速やかに支援をしてまいりたいと考えております。

災害時相互応援協定について
昨年度から応援職員を派遣いただいている鹿児島県日置市より、去る8月3日付けで災害時相互応援協定締結の申し出がございましたので、現在協定締結に向けて協議を行っております。

相馬市復興計画及び相馬市地方創生総合戦略の改定について
市は、震災から六年が経過した現状及び、事業の進捗状況をふまえ、さらに本年度からスタートした相馬市総合計画「相馬市マスタープラン2017」に謳う将来像「たくましく。地域、暮らしをともに創り、誇りをもてる相馬市へ」を実現するため、施策の追加や再編を行い、「相馬市復興計画」をバージョン3.1に、「相馬市地方創生総合戦略」をバージョン1.2にそれぞれ改定いたしました。
今後、これらの計画に掲げた施策を力強く進めながら、人口減少に歯止めをかけ、さらに人口増加を目指し、市民と一体となり、各種施策を展開してまいります。
なお、これらの計画及び戦略は、PDCAサイクルにもとづき、施策や事業を検証しながら、必要に応じて見直しを行ってまいります。

個人積算線量計「Dシャトル」による外部被ばく測定について
市は、ガラスバッジに比べ、短期間でより正確に積算線量を把握できる個人積算線量計、いわゆる「Dシャトル」を用いた外部被ばく測定を、昨年度より全市民を対象に実施しております。本年度は8月末現在で、875人の市民からの測定申込みをいただいております。
市といたしましては、将来にわたる健康管理のため、多くの市民に測定していただけるよう引き続き、広報紙やホームページで周知してまいります。

相馬産農水産物の風評の払拭への取り組みについて
去る7月30日、本市と特産品相互取扱協定を締結している大阪府 泉佐野市で開催された「全国物産フェア」、8月4日と5日、東京都 丸の内で開催された「ふくしま観光圏事業・ふくしま モモフェスタ」、8月20日に千葉市で開催された「親子三代夏祭り」のそれぞれの会場で、来場者に相馬米の無料配布を行いながら、相馬産農水産物の安全性と品質をPRしてまいりました。
今後も、首都圏や姉妹都市、友好都市などの物産展に参加し、本市の農水産物の安全性に関する正確な情報を発信し、風評の払拭に努めてまいります。

「放射線教育研修会」の実施について
去る8月4日、帝京大学と日本科学技術振興財団から講師を招き、市内小中学校教員を対象に、「放射線教育研修会」を開催いたしました。今回の研修会では、授業で活用できる放射線に関する実験を体験するなど、子供たちの理解を深めるための実践的な指導法を学びました。
今後、研修の内容を各学校で共有し、実際の授業で活用しながら本市の子ども達が放射線に対する正しい知識と習慣を身に付けることができるよう取り組んでまいりたいと考えております。

相馬市独自の保育料の軽減について申し上げます。
市は、独自の子育て支援策として、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、保育所の保育料を軽減することとし、関連する予算を本定例会で提出する一般会計補正予算に計上いたしました。
軽減の対象は、既に国の軽減措置などを受けている園児の世帯を除く、全ての園児の世帯で、軽減の割合は、世帯の市県民税所得割額の合計が9万7000円未満は4割、9万7000円以上は2割とし、本年10月分の保育料から実施する予定であります。

企業立地関係について
去る7月6日、株式会社アイ・テックと、「工場立地に関する基本協定」を締結いたしました。
同社は現在、平成30年5月の完成を目指し、相馬港一号ふ頭に延べ床面積約20000平方メートルの工場建設を進めており、完成後は鉄鋼製品の加工や販売等を行い、東北地区及び北関東地区の拠点とする計画です。
市といたしましては、同社の立地により、良質な雇用の創出や地域経済の活性化等が期待できることから、今後も関係機関と連携しながら全面的に支援してまいりたいと考えております。
次に、エム・セテック株式会社は、6月30日をもって相馬中核工業団地東地区内の同社相馬工場を閉鎖いたしました。
工場閉鎖に伴い、相馬工場に勤務していた従業員は、退職希望者、本社への異動者を除き、全員が再就職しました。また、工場跡地には、相馬エネルギーパーク合同会社、相馬エネルギーサポート株式会社のそれぞれが、事業開始に向け準備を進めており、株式会社タケエイは取得した用地内にある既存設備の解体撤去を進めています。

「がんばろう相馬!スーパープレミアム商品券」について
相馬商工会議所では、1セット11300円分の商品券を10000円で8月20日より販売し、四日間で予定していた10000セットの商品券を完売いたしました。この商品券は、8月20日から12月30日まで市内の商店・事業所で使用できるもので、市といたしましては、地域経済の活性化と消費拡大につながることを期待しております。

相馬寺子屋学習会について
去る8月1日、「相馬寺子屋学習会」で学ぶ中学生など市内の中学生23名が参加して「東京大学見学学習」を実施しました。
東京大学の学生ボランティアにキャンパス内を案内していただいたり、同大大学院教授の小国喜弘(こくによしひろ)先生から特別講義をいただくなど、参加した生徒たちにとって大学を身近に感じるとともに、進学や学習への意欲を高める良い機会になったものと考えております。

夏休み期間の子ども達の姉妹都市交流事業について
本年で35回目となる大樹、豊頃両町との子ども親善使節団事業は、8月5日から7日まで市内の小学生12名と引率者7名が両町を訪問し、ホストファミリーの皆様方の温かい歓迎を受け、さまざまな交流を通し、友好を深めてまいりました。
また、流山市とのスポーツ交流については、本市の少年サッカー260名が流山市を訪問し、流山市からは少年剣道50名と少年野球47名が本市を訪れ、親善試合やレクリエーションを行い、親善と友好の輪を広げました。

福島県芸術祭について
去る9月3日、「生きる力 文化の力は 相双から」をメインテーマとする 第56回福島県芸術祭の開幕式典と開幕行事が市民会館で開催されました。
開幕行事では、本市の相馬高校相馬太鼓部と相馬民謡同好会を含む、相双地区6市町村から7団体がそれぞれの演目を披露し、県内各地からの多くの出席者を歓迎いたしました。
市は開幕行事にあわせ、市庁舎を開庁し、お越しいただいたお客様に市庁舎内に展示した市民の絵画をご覧いただきました。



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