議会あいさつ

平成27年第6回相馬市議会定例会

2015-12-02

除染廃棄物の中間貯蔵施設への搬入について

国は、除染に伴い生じた汚染土砂等を県内各市町村の 仮置場から中間貯蔵施設へ本格輸送を実施する前の試験輸送、いわゆるパイロット輸送を、本年三月から開始しております。
本市については、このほど光陽地区の仮置場にある1592袋を12月中旬から輸送する計画が発表され、搬出に要する期間は約1ヶ月程度とされております。
国は、パイロット輸送を開始するにあたり、本市分の輸送ルートとなる国道113号、及び伊達市分の輸送ルートとなる国道115号の沿道にモニタリングポスト計3箇所を設置し、輸送時の空間線量の変化を確認することとしております。
市といたしましては、国と密に連携し本事業の万全を期してまいりたいと考えております。

災害廃棄物国代行仮設焼却施設の解体について

現在、仮設焼却炉は周辺環境保全のため養生テントで被覆され、放射性物質の外部飛散・流出防止対策を施しながら、3基すべての 解体作業が行われています。
市といたしましては、年度内予定の解体工事完了まで、空間線量の測定結果等を注視しながら監視してまいりたいと考えております。

玉野地区の除染について

住宅周辺の除染については、以前に実施した除染範囲に隣接する周囲の雑種地等の追加的な除染が認められたことから、11月より実施しております。
なお、一部で 局所的に線量の高い箇所があることから、今後も環境省と再除染についての協議を継続してまいります。

比較的線量の低い地域の除染について

線量測定の申し込み受け付けは、去る9月30日に終了いたしました。
昨年度からの 総申込件数は1,377件であり、そのうち 約84パーセントにあたる1,158件の測定が完了し、残る219件は年度内で完了する見込みです。
また、測定の結果、局所的除染の対象となった688件の除染作業は、すべて完了しております。

外部被ばく検査について

市は、継続して実施している乳幼児、妊婦、小・中学生を対象とする個人線量計、いわゆるガラスバッジによる外部被ばく検査を9月1日から 11月末までの3ケ月間、希望者1,936名に対して実施しました。
今後、ガラスバッジを回収、分析し、結果を広報紙や市ホームページで公表してまいります。
また、高校生以上の市民については、今年9月までに申込のあった130名の測定が終了し、線量計が回収された127名について分析した結果、年間追加被ばく線量が1ミリシーベルトを超えると推定される方はいませんでした。
なお、11月16日から 56名の方々が、第2回目の測定を実施しております。結果については、ガラスバッジによる検査と同様に公表してまいります。

小中学生の内部被ばく検査について

学校集団検診方式で実施している市内小・中学生の内部被ばく検査については、11月21日現在で、小学生が全体の約87パーセントにあたる1,689名が、中学生は全体の約39パーセントにあたる414名が検査を終了しており、いずれもセシウム等は検出されておりません。
なお、残る919名の児童生徒の検査は、二学期中に終了する予定であります。

本年産米の放射性物質全袋検査の進捗状況について

11月末現在、相馬市産米約141,000袋が検査され、本年産米の検査はほぼ終了いたしました。
これまでの検査で、食品衛生法で定められた 基準値である100ベクレルを越えたものは ありませんでした。
なお、本年の浜通り地方の作況指数は、102の「やや良」でした。

有害鳥獣焼却施設の整備について

去る11月2日、光陽クリーンセンター敷地内で、相馬方部衛生組合が建設を進めている同施設建設工事の安全祈願祭が執り行われました。
完成は、平成28年3月末を予定しており、総工費は約1億6,000万円で、一年間に60キログラムのイノシシ 600頭を焼却処理することができます。

原釜荷捌き施設等の復旧工事について

工事は、共同集配施設が9月末に竣工いたしましたが、荷捌き施設については、型枠工の作業員確保が困難な状況となったことから、工期を平成28年3月22日から、平成28年7月29日に延長することといたしました。
なお、磯部地区の水産加工施設、漁具倉庫施設、及び上架施設については、年度内に完成する見込みです。

新しい住宅団地の集会所整備状況等について

防災集団移転促進事業を活用して整備した住宅団地においては、去る10月19日、刈敷田南、北高野、南ノ入、鷲山の各集会所が完成し、地元行政区に引渡しを行いましいた。
各住宅団地では、現在、残る公園等の環境整備を行っているところです。
なお、災害市営住宅の入居状況は、11月末日現在、410戸のうち 約83パーセントにあたる341戸となっております。

避難道路等の防災・震災対策道路整備事業について

復興計画に位置付けた避難道路25路線について、県道嵩上げ工事や防災林事業、あるいは災害復旧事業の状況を考慮し見直しを行った結果、避難・防災対策が確保できることから、この度2路線を取り下げすることといたしました。
なお、用地協力などの調整が整った避難道路3路線の工事費を、今議会の一般会計補正予算に計上いたしております。

市役所新庁舎建設工事について

11月末日現在、免震上部基礎工事に取り掛っており、進捗率は 約34パーセントとなっております。来年9月末までの工期内完成に向けて、鋭意工事を進めてまいります。

地域世代間交流コミュニティ施設について

東部地区の子どもと保護者の支援拠点として整備を進めていた地域世代間交流コミュニティ施設「東部子ども公民館」は、去る10月30日に開所式を行い、同31日から供用を開始いたしました。
また、黒木地区住民から要望のあった同施設の建設については、「(仮称)西部子ども公民館」として整備事業費を今議会の一般会計補正予算に計上いたしております。

地方創生総合戦略について

去る9月25日、「相馬市地方創生総合戦略バージョン1.0」を策定いたしました。この戦略は、「相馬市が相馬市であり続けるために、魅力あふれる相馬市づくりを目指す」ことを基本理念とし、人口減少による消滅の危機に陥ることなく、将来的にも 安定した発展を続けることができるよう、

  • 「産業・雇用」
  • 「観光・交流」
  • 「子育て・教育」
  • 「高齢社会対策 及び 健康増進」
  • 「歴史・文化・郷土愛」

の5つの分野ごとに基本目標を設定し、これまでの各施策の継続実施に加えて、
(1)転入の促進や転出抑制につながる雇用の確保
(2)婚姻率の向上のための出会いの機会の提供や質的能力の向上
(3)婚姻率や出生力の向上につながる各種施策
などを定めております。
今後は、この戦略に基づき、官民一体となって各施策に取り組んでまいります。

ふるさと相馬子ども復興会議について

去る11月20日、今年で第4回目を迎える同会議を開催し、各小中学校の児童生徒が、昨年度からの継続のテーマである「防災」について調べたり、体験したりして学んだことを発表しました。
今後とも、本市の子どもたちが災害や防災についての 知識を身に付け、災害から身を守るための判断力を養うよう、各学校での防災教育を充実させてまいります。

市町村対抗福島県ソフトボール大会について

去る10月17日から31日までの土日の5日間、県内53市町村の代表チームが参加し、光陽ソフトボール場を会場に開催いたました。期間中は天候にも恵まれ、熱戦が繰り広げられるなか、選手や応援団の交流が深まるなど、スポーツを通した交流人口の拡大につながったものと考えております。
開催にご協力いただいた福島県ソフトボール協会ほか 関係各位にこの場をお借りして感謝を申し上げます。

子ども駅伝 競走大会について

去る11月28日、馬陵通りと田町通りを会場に、第4回相馬市震災復興子ども駅伝競走大会を開催いたしました。当日は、幼児の部、小学生の部、中学生の部、そして一般の部の各部門に、昨年を上回る64チーム、349名が参加し、沿道からの大きな声援の中、健脚を競い合い、熱気あふれる大会となりました。

台風18号及び豪雨による災害復旧について

去る9月9日から11日までの豪雨により、玉野地区内の河川11箇所に護岸洗掘等による被害がありました。
復旧工事については、国庫補助事業である公共土木施設 災害復旧事業として、約1億670万円を国に申請中であります。
また、農林業関係では、農業用水路20個所で、法面の崩落や土砂の堆積、農地8箇所で畦畔や法面が崩落、林道13路線で路面洗掘や法面崩落といった被害が発生しました。
被害総額は、約2,900万円で、所要の経費を今議会の一般会計補正予算に計上いたしております。

 


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