議会あいさつ

平成26年第7回相馬市議会定例会

2014-09-01

◆広島市北部の土砂災害への対応

今回の災害により広島市では死者72人、行方不明者2人の甚大な被害が発生し、現在も約1000人が避難所生活を強いられています。
広島市からは、平成24年度より復興支援として職員の派遣をいただいていることから、市では防災備蓄倉庫より、飲料水2リットルペットボトル1000本と非常食1000食を災害発生当日の8月20日に発送いたしました。また、去る8月26日には、私が広島市役所を訪問し、松井一實市長に直接 弔意とお見舞いを申し上げてまいりました。
市といたしましては、今後とも、姉妹都市、災害時相互応援協定締結都市はもとより、この度の震災でお世話になった市町村に大きな災害が発生した場合には、可能な範囲で速やかな支援をしてまいります。

◆被災者のための住宅団地等の整備状況

宅地分譲を行う住宅団地のうち、南ノ入団地の15区画と 荒田団地の23区画の土地の引渡し式を、去る8月20日に行いました。これにより、宅地分譲を行う住宅団地は全て整備が完了し、現在、購入者と契約等の手続きを進めております。
また、災害公営住宅については、南ノ入地区、鷲山地区、荒田地区の戸建て住宅合せて135戸の建設工事に着手いたしました。これにより、市が整備する全ての災害公営住宅の工事が始まり、平成27年3月までには全て完成する予定であります。

◆外部被ばく検査

市は、去る6月26日、相馬市健康対策専門部会を開催し、継続して実施している乳幼児、・中学生と妊婦を対象とする個人線量計、いわゆるガラスバッジによる外部被ばく検査を、9月から11月までの3ヶ月間、実施することといたしました。
また、今年度は、全市民を対象とした、測定期間が2週間の外部被ばく検査を、10月から希望者に対して行うこととし、所要の経費を本定例会に提出する一般会計補正予算に計上いたしました。

◆仮設住宅入居者等被災者健康診断・健康相談

去る7月19日から24日までの6日間、医師、看護師等のべ136人の御協力をいただきながら集団健康診断を実施いたしました。
本年度も、運動不足による骨粗しょう症が懸念されることから、被災者を対象とした健康教室等を通し、疾病予防の知識の普及を図るとともに、事後検診の受診を呼びかけるなど、被災者の健康管理に努めてまいります。

◆建物や宅地の生活領域の除染

昨年度から実施していた八幡1区、5区、及び今年4月に着手した日立木4区は、8月末までに全ての作業が完了いたしました。また、今年7月に着手した山上1区では、放射線量詳細モニタリング調査結果に基づき、敷地全体の平均値が毎時0.23マイクロシーベルト以上の住宅47件の作業を進めております。
また、比較的線量の低い地域の除染は、敷地の放射線量測定調査を行い、その結果に基づき局所除染を進めております。

◆玉野地区の農地除染

昨年5月に着手した牧草地は、計画面積の60パーセントにあたる約35ヘクタールの作業が完了いたしました。
また、畑については、去る7月3日に約43ヘクタールを発注し、年度内の完了に向け鋭意作業を進めてまいります。

◆災害廃棄物の処理

本年度、漁場や農地等から回収している災害廃棄物については、順次、光陽地区中間処理施設内に搬入し分別を行っており、去る8月19日から 国代行仮設焼却炉で焼却処理を開始いたしました。
なお、本年度は約4,500トンを回収する見込みであり、11月末までには焼却処理を完了する予定です。

◆農林業系廃棄物等の処理

本年度は 去る8月20日から、国代行仮設焼却炉で焼却を開始し、11月末までに、農林業系廃棄物 約930トン、除染枝葉等 約1,150トンの焼却処理を完了する予定です。
なお、期間中は引き続き排ガス中の放射性物質の濃度を監視してまいります。

◆漁獲物の放射能検査

去る7月18日、相馬双葉漁業協同組合から、試験操業の魚種、漁場の拡大及び将来の本格操業に向けた、自主検査体制の確立・強化に対する支援の要望がありました。
これを受け、去る8月18日、市は国に対して漁業の再開に向け、必要となる人員等検査体制の強化・充実への支援を要請し、市といたしましても、支援に要する経費を本定例会に提出する一般会計補正予算に計上いたしました。

◆水産業共同利用施設の整備

原釜地区に建設していた小型漁船用の漁具倉庫七棟は、去る7月17日完成し、供用を開始しました。
また、磯部地区の水産加工施設や漁具倉庫、漁船の上架施設の整備については、今後、順次進めていくこととしており、所要予算の整理を本定例会に提出する一般会計補正予算に計上いたしました。

◆相馬産農水産物のPR

去る7月26日に開催した「市民のひろば」オープニングイベントでは、相馬産米及び相馬産のタコとつぶ貝を使用したシーフードカレー500食を来場者に提供いたしました。
また、去る8月1日、大相撲玉ノ井部屋の相馬夏合宿に際し、相馬産米180キログラムを提供いたしました。
さらに、現在、市内小学生、中学生を対象に、米袋のラベルデザインを募集しており、最優秀作品は、平成26年産「相馬復興米」のラベルに使用する計画です。
今後とも、広く市内外の皆さんに、相馬産農水産物への理解を深めていただく取り組みを行ってまいります。

◆防災行政無線システム

本年4月1日より運用を開始した防災行政無線に加え、去る7月1日から、防災カメラや潮位局、通信ネットワークも含めた全機器の本格運用を開始いたしました。
今後はこれら機器を十分活用し、災害や緊急事態の情報を迅速かつ的確に収集・伝達し、市民の安全安心に努めてまいります。

◆地区防災集合所

原釜地区に建設を進めてまいりました防災集合所が、去る8月2日に完成し、供用を開始いたしました。これにより、計画していた市内10ヵ所の防災集合所が全て完成いたしました。

◆震災鎮魂祈念館

市は、東日本大震災での犠牲者の追悼と、震災の記録や教訓を永く後世に伝えるための施設を、原釜地区に整備することとしております。去る8月6日、この施設の内容を検討する鎮魂祈念館検討委員会を設置し、第1回会議を開催いたしました。
今後、施設整備の基本方針や施設内容、運営方針などの検討を重ね、建設の準備を進めてまいります。

◆地域世代間交流コミュニティ施設

東部地区の子どもと保護者の支援拠点として整備を進めている地域世代間交流コミュニティ施設、(仮称)子ども公民館は、去る8月11日に敷地の造成工事に着手いたしました。
今後は、来年度早期の供用開始に向け鋭意工事を進めてまいります。

◆相馬愛育園

去る7月30日、市は相馬愛育園あり方検討委員会を設置し、第1回会議を開催しました。会議では、同施設の経緯や現状、民間団体が運営している福島県内7ヵ所の児童養護施設の情報を共有し、今後の相馬愛育園のあるべき運営形態等について検討を重ねてまいります。

◆街路樹の植え替え

市道駅前桜ヶ丘線には街路樹としてユリノキが植栽されていますが、枝葉の生育が早く、車両、歩行者及び電線との接触を防止するため、毎年、枝等の強剪定を実施しております。
しかしながら、落葉時はほぼ幹だけの状態となり、駅前通りにはふさわしくない樹形となっておりました。また、樹木の成長に伴う根の肥大化により、歩道に凹凸が生じ、特に高齢者の歩行に危険が生じてきております。
今回、街路樹として見栄えがよく、また、相馬市とゆかりのある樹種であるハナミズキに植え替える計画として、所要の経費を本定例会に提出する一般会計補正予算に計上いたしました。

◆教育施設の整備

中村二中の校舎改築の準備は、現在、耐力度調査と基本設計に着手しており、これらの結果などを踏まえ、検討を進めてまいります。

◆子どもたちの心のケア

児童生徒の不登校やPTSDなどの心の問題を解決するため、去る7月3日、市内小中学校の養護教諭を対象として「相馬市養護教諭研修会」を開催しました。この研修会は、相馬フォロアーチームの精神保健福祉士による講義や養護教諭同士の情報交換などを中心に、年間八回実施いたします。
この研修会をとおして、養護教諭の指導力を高めるなど、今後も相馬の子どもたちの心のケアに努めてまいります。

◆LVMH子どもアート・メゾン

去る7月2日、ルイ ヴィトン ジャパン社長ほか関係者に御出席をいただき、グランドオープンセレモニーを開催しました。
絵本の読み聞かせ教室や、エル・システマジャパンの作曲教室、東京大学学生ボランティアによる相馬寺子屋事業を開催するなど、今後とも子供たちの情操教育や学力向上のために利用してまいります。

◆歴史資料収蔵館、郷土蔵

市の歴史資料を収蔵・展示する「相馬市歴史資料収蔵館」と、地域の民俗資料を保存・展示する「相馬市郷土蔵」が完成し、去る7月26日に開館しました。相馬野馬追祭に合わせた開館に、多くの市民らが訪れ相馬市の歴史に触れました。
今後とも、市中心部の観光スポットとして広くPRしてまいります。

◆市民のひろば

市は、市民会館駐車場を、市民が集い交流するための多目的スペースとして活用することとし、歴史資料収蔵館及び郷土蔵の完成に合わせて、去る7月26日にオープニングイベントを開催いたしました。
相馬盆踊り大会が、本年からこの「市民のひろば」で開催されるなど、今後は各種観光イベントや中心市街地活性化行事等で活用してまいります。

◆相馬こどもドーム

株式会社楽天野球団が中心となって設立した「屋内スポーツ施設建設募金団体」より寄贈いただく同施設は、昨日(8月31日)、相馬光陽ソフトボール場駐車場にて起工式が行われ、12月上旬に寄贈される予定となっております。

◆姉妹都市交流

大樹・豊頃両町との少年親善交流事業は、去る8月2日から同4日までの間、本市に19名の使節団を迎えました。また、流山市とのスポーツ交流として、本市の少年野球90名、少年剣道45名が流山市を訪問、また流山市の少年サッカー109名を本市に迎えました。
それぞれ親善試合やレクリエーションを行い、親善と友好の輪を広げることができました。

◆ブータン王国首相訪問

去る7月2日、ブータン王国ツェリン・トブゲー首相が本市を訪問され、桜丘小学校、LVMH子どもアート・メゾン、原釜地区の慰霊碑等、本市の復興状況を視察されましたので、御報告申し上げます。

◆麻生太郎副総理兼財務大臣訪問

また、去る8月7日、麻生太郎副総理兼財務大臣が本市を訪問され、防災備蓄倉庫やLVMH子どもアート・メゾン、相馬光陽サッカー場等の復興施設を視察されました。
麻生大臣からは、復興へ向けて懸命に取り組む市民への労いと激励がありましたので御報告いたします。
その際、福島県市長会長として平成27年度までとされている集中復興期間終了後も、被災地の復旧・復興のため継続的な財政支援を要望いたしました。

 

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