議会あいさつ

平成24年第5回相馬市議会定例会

2012-09-03

◆玉野地区の除染

住居の除染については、去る7月18日、市内の建設業者と相双環境管理事業協同組合が設立した相馬市除染事業協同組合と請負契約を締結し、8月6日、作業を開始いたしました。本年12月14日に完了する予定であります。
次に、市道の除染については、去る8月29日、同じく相馬市除染事業協同組合と請負契約を締結、まず学校周辺の通学路を優先に作業を進めております。
今後、平成25年2月1日まで同地区内の約18キロメートルの市道を除染してまいります。
次に、玉野小・中学校敷地内の除染については、去る8月1日、同じく相馬市除染事業協同組合と請負契約を締結し、地区の運動会開催に合わせて、まず小学校のグラウンド周辺から作業を開始いたしました。10月末日までに完了する予定であります。
次に、農地等の除染については、市が東京農業大学に依頼し5月から実施してきた、玉野地区農地の空間線量や土壌中の放射能の測定、耕作地の状況等の調査が七月末に終了しました。
その結果を基に除染方法を検討した結果、水田と畑は、深く耕したうえで、土壌改良剤を散布、また、牧草地は、表土を薄くはぎとり必要に応じて客土することといたしました。
そのための必要な経費を本議会に提出した一般会計補正予算に計上いたしております。

◆ホールボディカウンターによる内部被ばく検査

去る6月11日から、玉野地区住民、妊婦、小学生を優先に検査を進め、8月28日まで、児童、生徒1,461名、大人1,053名、合計2,514名の検査を終えました。
その結果、大人87名から微量のセシウムが検出されましたが、児童、生徒からは、検出されておりません。
放射能が検出された方のうち、最も高かった値は、玉野地区の七十代男性のセシウム134が1,333ベクレル、セシウム137が2,181ベクレルで、預託実効線量は0.156ミリシーベルトでありました。

◆被災者健康診断

市では、去る7月10日から17日までの間、昨年度に引き続き、被災者の健康状態の把握を目的に、応急仮設住宅及び県借上げ住宅に入居している被災者、玉野地区住民全員を対象とした集団健康診断を実施いたしました。
本年度は、昨年度の検査内容に加え、運動不足による骨粗しょう症の発症が懸念されることから、骨密度の検査を行いました。
その結果、将来的に心筋梗塞や脳卒中などの重篤な病気の要因となることが多い体重の増加、高血圧症などの症状が昨年度より多く見受けられ、また、骨粗しょう症の検査では、689名の測定者のうち、126名が医療機関の受診を勧められました。
市といたしましては、被災者を対象とした健康教室等を通し疾病予防の知識の普及を図るとともに事後検診の受診を呼び掛ける等、被災者の健康管理に努めてまいります。

◆住宅再建に関する意向調査

市では、去る7月6日から、被災者の住宅再建に関する意向調査を実施しております。
8月末日現在、約9割の回収率であり、そのうち移転を考えている方々の内訳は、宅地分譲・賃借希望が約2割、災害公営住宅入居が約4割、個人移転が約4割となっております。
市は、この調査結果を早急に取りまとめ、災害公営住宅や新たな住宅地の整備を進めてまいります。

◆高校生等医療費無料化

市は、本年4月から原子力発電所事故による子どもの健康不安の解消と子育て支援の充実のため、他市町村に先駆け、それまで中学三年生までとしていた医療費無料化を、高校生等にまで対象を拡大いたしました。
本年10月から、県が新たに創設した18歳以下の子どもの医療費に対する補助事業を活用することとし、相馬郡医師会や相馬歯科医師会等の御理解をいただいたことから、対象者の夜間や休日の診療についても無料化することといたしました。
なお、関連予算を本議会に提案した平成24年度一般会計補正予算に計上いたしております。

◆国民健康保険医療費の一部負担金及び介護保険サービス利用料の免除

東日本大震災で生計維持者が死亡する、あるいは、住宅が半壊以上の損害を受けた世帯等の国民健康保険医療費の一部負担金及び介護保険サービス利用料を免除する措置を本年九月末まで実施することとしております。
市は、10月1日以降も、被災者の円滑な生活再建を支援するため引き続き実施する必要があると判断し、来年2月28日まで継続することといたしました。

◆保健福祉部の事務所移転

市では、東日本大震災で甚大な被害を受けた南庁舎を取壊し、その跡地に二階建ての仮設庁舎の整備を進めてまいりました。
この間、同庁舎で業務をしていた保健福祉部は分庁舎で事務を行っていたことにより、市民の皆さまには福祉関係の手続きの際に御不便をおかけいたしておりました。
この度、工事が竣工し、本日より保健福祉部が新しい仮設庁舎で事務を行っておりますので、御報告を申し上げます。

◆被災児童等放課後児童クラブの開設

市では、去る7月20日、被災した家庭で、保護者が就労等により日中留守となる小学一年生から六年生を対象とした「被災児童等放課後児童クラブ」を大野台の高齢者等サポート拠点センターに続き、柚木の同センターに開設いたしました。
また、この児童クラブの児童厚生員として、被災者の雇用確保のため、県の絆事業を活用し、市内の仮設住宅入居者の中で、教員や保育士の資格を持つ方を雇用いたしております。

◆相馬井戸端長屋の整備

去る7月31日、国の復興交付金と台湾赤十字社からの支援金により整備を進めてきた相馬井戸端長屋の二棟目が完成いたしました。
なお、5月に竣工した一棟目の入居状況は、9月1日現在、10世帯13名でありますので併せて御報告いたします。

◆相馬野馬追祭

続いて、7月28日から三日間執り行われました、「相馬野馬追祭」について申し上げます。
本年は、二年ぶりの本格開催であり、相双地域の人々に力を与え、復興へ向けた心意気を内外に示すことができたものと考えております。
なお、本年は、相馬家第33代御当主 相馬和胤公の名代として、私が二年ぶりに総大将を務めさせていただきましたので、御報告を申し上げます。

◆旧相馬ユートピア跡地の売却

かねてより流山市とともに売却先を公募しておりました旧相馬ユートピアの跡地につきましては、先般、社会福祉法人 福島県福祉事業協会から買い取りの申出が流山市にあり、協議の結果、同事業団に売却することといたしましたので御報告いたします。

◆エルシステマ研修会

去る7月26日、27日の二日間、本市と音楽教育プログラムの導入に関する協定を結んだエルシステマ・ジャパンによる、初めての研修会が中村第一小学校と向陽中学校で開催されました。
当日は、エルシステマの講師による児童、生徒への演奏指導が行われ、市内小・中学校の音楽教師も参加し、エルシステマの指導法を学びました。
今後、定期的にエルシステマから指導者が訪れ、「音楽によって生きる力を育む。」という指導哲学のもと子ども達に指導を行う予定です。

◆本市児童・生徒のメキシコ訪問

メキシコ合衆国政府の招待により、7月30日から8月11日までの間、市内の小中高校生22名が同国を訪問いたしました。
訪問団は、現地で温かい歓迎を受け、大統領官邸でのレセプションや世界遺産の見学、現地の方との交流等のすばらしい経験をすることができました。
この場をお借りして、メキシコ合衆国政府や今回の訪問を支援していただいた関係各位に御礼を申し上げます。

◆桜丘小学校体育館の改築

去る8月22日、指名競争入札会を行なった結果、2億5千2百万円でアイワビルド株式会社と請負仮契約を締結いたしましたので、「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」の規定に基づき、関係議案を本定例会に提出いたしております。

◆磯部小学校体育館の改築

先般の耐力度調査の結果、国の復興交付金を活用して改築工事を実施できることとなりましたので、関連予算を本議会に提案した平成24年度一般会計補正予算案に計上いたしております。

◆大野小学校校舎修繕

次に、杭が破損し、校舎が沈下した大野小学校校舎は、復旧工事の過程で新たな杭の破損が見つかったものの、その部分も含め工期内に工事を終了すべく現在工事を進めております。

◆市民会館建設

去る7月2日、「建設工事安全祈願祭」が建設予定地のカネボウ跡地で執り行われ、工事に着手いたしました。
また、去る7月3日、市民会館の舞台装置音響設備工事の一般競争入札会を行い、1億7百10万円で松村電機・早川電気特定建設工事共同企業体が落札し、同月5日、請負契約を締結いたしましたので御報告申し上げます。

◆磯部コミュニティセンターの建設

設計から建設工事までを一括して請負う業者をプロポーザル方式で公募し、去る8月8日に開催された建設工事事業者選定会議で、優先交渉権者として「小野・和光特定建設工事共同企業体」を選定しました。
提案書の精査と共同企業体との協議が終了いたしましたので、直ちに「小野・和光特定建設工事共同企業体」と請負契約を締結することとしております。

◆姉妹都市交流

豊頃・大樹両町との少年親善交流事業は、去る8月4日から6日までの間、本市に14名の使節団を迎えました。
また、流山市とのスポーツ交流として、本市の少年野球72名、少年剣道54名が流山市を訪問、流山市の少年サッカー83名を本市に迎えました。

◆8月31日に発令された津波注意報に対する市の対応

市では、午後10時7分の注意報発令後、防災担当職員等が参集し事前配備体制を整え、生活安全緊急メールとエリアメール及び防災無線による情報提供と注意喚起を行うとともに、市消防団に沿岸部のパトロールを要請いたしました。
その後、翌日午前0時10分、津波注意報が解除されたことにより、事前配備体制を解きましたが、避難指示等を発令する事態には至りませんでした。

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